◆ストーリー◆
冬の青空に雪を戴く赤城山から乾いた空っ風が吹き降ろす、荒涼とした上州の宿場町。2つのやくざ勢力が対立するこの町に、流離の浪人が現れた。桑畑三十郎と名乗る彼は、両方の勢力に用心棒として売り込みつつ、巧みに同士討ちを仕組んでいく。しかし、そこに伊達な雰囲気を漂わせた新田(しんでん)の卯之助(仲代達矢)が帰郷して―。
監督:黒澤明
製作:田中友幸、菊島隆三
脚本:黒澤明、菊島隆三
出演者:三船敏郎 他
私の中では、三本目の黒澤映画です。(黒澤映画は重たいので、自分の中で半年に一本くらいのペースで観ると決めていますw
やっぱり、黒澤明の映画は面白い!特に脂の乗ったこの頃のは!!
皆さんが言うように、西部劇の様な時代劇映画です。テンポも良いし、実に面白いです。しかし、志村喬が悪役というのが・・・w
あと、桑田三十郎がカッコイイw!居酒屋のオッサンも好きなキャラです。
ところで、この映画のやくざの方々って結構頭悪いですよねwだって、卯之助が帰ってくるまで、誰も三十郎が組を潰そうとしていると気づいてなかったんですから・・・。しかも、その卯之助もピストル持ってて、三十郎とイイ勝負すんのかと思いきや、あっさり斬られましたし・・・。う~ん。
自分的には、黒澤映画は長いけど『七人の侍』が一番です。
ちなみに、本作が初めて効果音として刀の斬殺音を使用した映画になるらしい。そのためか、刀の斬った音が小さいです。また、この作品の続編として『椿三十郎』がある(←注:織田祐二の方ではない!
0 件のコメント:
コメントを投稿