◆ストーリー◆
警視庁本部内で田丸警視総監ほか幹部12名を人質とした人質篭城事件が発生した。犯人の動機が不明なまま篭城が続く中、特命係の杉下右京と神戸尊は篭城犯を突き止めるが、篭城した会議室に響いた2発の銃声からSITと機動隊員の突入により事態は終結に向かう。しかし犯人の目的は不明のまま、人質の幹部たちも口を閉ざす。疑問を抱いた右京と尊は独自に聞き込みを始めるのだが・・・。
監督:和泉聖治
製作総指揮:早河洋
脚本:輿水泰弘、戸田山雅司
「まじでっ・・・!?」
思わず、ラストの例のシーンでこの言葉が出てしまった・・・。そしてEDで涙を流してしまいました・・・!
まさに、〝衝撃のラスト〟でした。
実は、この「相棒」シリーズにおいては、小野田官房長官は極めつけ好きなキャラでした。憎めないタヌキキャラというか・・・。本作でも、右京さんとの寿司シーンがあって安心してたんですが・・・!まさかラストで・・・!!
たしかに、そうなる伏線(?)シーンはありましたが・・・。でも・・・!
サスペンス映画としては、前作よりも映画足りえていない気はしました。事件&推理は薄味です。相棒ファンでなかったら、西田敏行の熱演していた前作の方が楽しめると思います。でも・・・!!
この映画の真の魅力は、サスペンスにあるのではなく、その事件に対する姿勢にあると思います。そういう意味では、キャッチコピーの『あなたの正義を問う。』は本作にピッタリだったと思います。
終盤、右京さん最大の宿敵〈味方?〉がいなくなり、彼なりの事件解決が難しくなります。しかし、それでも真実と向き合おうとする彼の姿勢が心に来ました・・・。
それが、杉下右京という警察官の〝正義〟なのだと思いました!!
プロフィール
| |||||||
2011年1月2日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿