◆ストーリー◆
海面の上昇に伴い水没しつつある街に、まるで「積み木」を積んだかのような家に住む一人の老人が住んでいました。
ある日、その老人は大切なパイプを海の中に落としてしまう。老人はパイプを拾うためにダイビングスーツで海の中に潜ると、次第にかつて共に暮らしていた家族との思い出を回想していく―。
監督:加藤久仁江
脚本:平田研也
音楽:近藤研二
率直に言うと、俺はこの短編アニメと出会えて本当に良かったと思った。
とある有名なアニメーターが、「今のままだと、アニメ大国・日本は沈んでしまう。」的な事を言っていたが、コレを観ると 日本もまだまだ大丈夫と思えてしまいます。
海外アニメ風の(『木を植えた男』みたいな)タッチで面白かった。あと、地球温暖化問題とかの話かと思ったが、そうでなく、老人に思い出を回想させるための伏線として演出されていて、思わず「やられた!」って思いました。とにかく無駄がなくテンポがいい!
とにかく、やさしい絵なんだけど、「人生の中での大切なこと、過ぎ去ってしまったことへ対する姿勢のあり方」という伝えたいメッセージがちゃんとわかる作品。一人で観てると、だんだん寂しくなります・・・。
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