◆ストーリー◆
中学校へ進学した黒衣マトは、同じクラスの小鳥遊ヨミと親しくなる。1年間を通じて友情を深めあった2人だったが、2年生になって違うクラスに分かれ、マトに友人が増え始めた頃から、2人は少しずつすれ違うようになっていく。ある日、ヨミが学校を欠席していることを気にかけたマトはメールや電話をしてみるが、一向に通じない。落ち込むマトの携帯に一通のメールが入るが、それはヨミからではなく母からのものだった。「小鳥遊さんが行方不明になり、警察が事情を聞きに来ている。すぐ帰ってきなさい」と・・・。
同じ頃。この世界とは違うどこかの世界で、左目に青い炎を灯し、大型の砲を左腕に装着した謎の少女が、何者かと戦いを繰り広げていた―。
原作:huke
音楽:ryo
監督:吉岡忍
脚本:谷川流、吉岡忍
キャラクターデザイン・作画監督:松尾祐輔
非常に良かったです!!
でも、ニコ動(本家)での反応は最悪なようです・・・。時間枠がバラバラだったり、全くの別世界が同時進行とかの作品は好かれることが少ないのでしょうか?
自分的には、こういうアニメは大歓迎なんだが・・・。
というか、観てる側が考えて、各々が違う解釈を持つという形式を、主流としてアニメに取り入れた方がイイと思います。今日本は、考えなくていいアニメが増えすぎて、しかもそれを大量生産しているとしか思えません。押井守監督とかも「気持ちイイだけじゃダメだ。」的なこと言ってて、その結果「ダレ場理論」を打ち立てた。これを見習って、考えるアニメを作っていった方がいいと思います。(←これ以上書いてもアレなので自重します・・・w
自分の解釈的には、主人公達の世界(現実世界)と心の中の世界(空想世界)(←ハルヒの閉鎖空間的な?)があって、どこかしら繋がってる。その世界は、マトと友人(または家族も可?)のみが立ち入ることができ、現実世界で敵対(ケンカとか)すると戦闘が開始される。冒頭の相手は、中学校に入る以前の友達との別れを描いたと思われる(←最終的に刺されたから立場的にはマトが負けた。だから登校時に一人だったのだと思われる)。で、ヨミという新たな存在が現れ、心の中の世界では戦闘警戒態勢に入る。だが、2年生になって、そこにマネージャー(ユウ)が立ち入ったことにより、本格的に戦闘開始・・・。
終盤、ヨミが憎しみで一杯になった心の世界に引きづり込まれ、あっちの世界のヨミ(デッドマスター)と一体化してしまう。で、ブラック★ロックシューター(あっちの世界のマト)が「わたしは、あの子を救いたい」と思い、マトを呼び寄せ、一体化。そして、最終的に、ヨミをデッドマスターから救うすべは、実は戦って勝つことでなく、抱きしめる(理解しあう)ことだったという答えを出す。で、マトはヨミを救う事ができたと・・・。
これで一件落着かというと実はそうでなく、逆にユウとすれ違ってしまう・・・。という物語。
この作品は、中学生の心の葛藤をもののみごとに描いたアニメだと思う。結局、人間関係的に平和な状態は維持できないという事が言いたいのだと思います。
つまり、ブラック★ロックシューターの戦いが終わることはないのです。
結局、gdgdな感想文になりましたが、たぶんこんな感じだと思います・・・wまぁ、何はともあれ、私が面白かったと感じたことに違いはありません!
プロフィール
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2010年7月27日火曜日
『借りぐらしのアリエッティ』
◆ストーリー◆
14歳の小人の少女・アリエッティは、郊外にある古い屋敷の床下で、人間の生活品を借りながら、両親と密かに慎ましく暮らしていた。しかし、彼女らは人間に見られてはいけないという掟があった。そんなある日、その屋敷に引越してきた病を患った少年・翔に自分の姿を見られてしまい―。
監督:米林宏昌
脚本:宮崎駿 丹羽圭子
出演者:志田未来、神木隆之介
とにかく、久しぶりに素直に楽しめたと思うジブリ作品でしたw
鈴木敏夫氏が「宮さんを超える!」的なこと言ってたらしいけど、やっぱり脚本の力も多少なりともあるので〝超えた〟事にはならないと思います。しかし、若手ジブリ勢が力を合わせ、世代交代の予兆を世間に知らしめたのは間違いないと思います。
物語的にはすごく単純だけど、起承転結にまとめ上げ、テンポのいい映画を作ったのは、米林監督の力です!
しかし、ハルさん悪い人でしたねぇ~。小人たちをそっとしといてやろうという気持ちはなかったのでしょうか?まぁ、あの性格だからないか・・・w
あと、カラスのシーン面白かったです。思わず笑ってしまいましたw
旅立ったアリエッティの何とも言えない表情が印象的でした・・・。
今後のジブリ映画に期待したくなりました!!
14歳の小人の少女・アリエッティは、郊外にある古い屋敷の床下で、人間の生活品を借りながら、両親と密かに慎ましく暮らしていた。しかし、彼女らは人間に見られてはいけないという掟があった。そんなある日、その屋敷に引越してきた病を患った少年・翔に自分の姿を見られてしまい―。
監督:米林宏昌
脚本:宮崎駿 丹羽圭子
出演者:志田未来、神木隆之介
とにかく、久しぶりに素直に楽しめたと思うジブリ作品でしたw
鈴木敏夫氏が「宮さんを超える!」的なこと言ってたらしいけど、やっぱり脚本の力も多少なりともあるので〝超えた〟事にはならないと思います。しかし、若手ジブリ勢が力を合わせ、世代交代の予兆を世間に知らしめたのは間違いないと思います。
物語的にはすごく単純だけど、起承転結にまとめ上げ、テンポのいい映画を作ったのは、米林監督の力です!
しかし、ハルさん悪い人でしたねぇ~。小人たちをそっとしといてやろうという気持ちはなかったのでしょうか?まぁ、あの性格だからないか・・・w
あと、カラスのシーン面白かったです。思わず笑ってしまいましたw
旅立ったアリエッティの何とも言えない表情が印象的でした・・・。
今後のジブリ映画に期待したくなりました!!
2010年7月15日木曜日
『MM9‐MONSTER MAGNITUDE‐』第2話
企画:森山敦
プロデューサー:登坂琢磨、宮川洋紀
総監督:樋口真嗣
脚本:伊藤和典
少し前から、樋口監督がTVドラマ(しかも怪獣物)をやると耳にしていたのですが、あまりにも話題になってなかったので第1話は見逃してしまいましたw
ってか、話題になってないというか、どうも評判が悪いみたいですね。まぁ、怪獣物というよりは普通の人間ドラマに近い感じです。低予算ドラマなので怪獣(異生物)も一瞬くらいしか出ませんし・・・。
さてさて、さっそく第2話の感想を。
筑波の研究施設内で異生物が逃げ、それを「気特対」の新人さくらと朏が対処するという話。
う~ん・・・、役者の演技が一部気になりましたが、それなりに楽しめると思いました。ナレーションも石坂造二さんで「ウルトラQ」への敬意を感じましたw
毎回、複数の監督が交代で撮るようなので、今後神回とか出てくるかもしれません。樋口監督繋がりで押井監督とか呼んできたら面白いかもしれませんしw
批評が多いようですが、特撮とは思わずに普通のTVドラマだと思って観れば楽しめると思います。
あと、樋口監督がインタビューで、「あわよくば映画化になって壮大なものを撮りたい」的なことを言ってましたが、ぜひそうなってほしいと思いました。いずれにせよ、今後に期待ですw
プロデューサー:登坂琢磨、宮川洋紀
総監督:樋口真嗣
脚本:伊藤和典
少し前から、樋口監督がTVドラマ(しかも怪獣物)をやると耳にしていたのですが、あまりにも話題になってなかったので第1話は見逃してしまいましたw
ってか、話題になってないというか、どうも評判が悪いみたいですね。まぁ、怪獣物というよりは普通の人間ドラマに近い感じです。低予算ドラマなので怪獣(異生物)も一瞬くらいしか出ませんし・・・。
さてさて、さっそく第2話の感想を。
筑波の研究施設内で異生物が逃げ、それを「気特対」の新人さくらと朏が対処するという話。
う~ん・・・、役者の演技が一部気になりましたが、それなりに楽しめると思いました。ナレーションも石坂造二さんで「ウルトラQ」への敬意を感じましたw
毎回、複数の監督が交代で撮るようなので、今後神回とか出てくるかもしれません。樋口監督繋がりで押井監督とか呼んできたら面白いかもしれませんしw
批評が多いようですが、特撮とは思わずに普通のTVドラマだと思って観れば楽しめると思います。
あと、樋口監督がインタビューで、「あわよくば映画化になって壮大なものを撮りたい」的なことを言ってましたが、ぜひそうなってほしいと思いました。いずれにせよ、今後に期待ですw
2010年7月10日土曜日
『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』
◆ストーリー◆
2010年3月28日。3日後の新湾岸署の開署にむけて、警視庁湾岸署は引越しの準備で騒然となっていた。昇進試験に合格し、警部補になった青島俊作は、湾岸署刑事課強行犯係の係長となり、同時に新湾岸署への引越し本部長も努めていたが、同時に健康診断の結果報告を病院へ直接、聞きにくるようにと言われていた。
引越しの混乱の最中、管内で金庫破り事件とバスジャック事件が立て続けに発生。青島や恩田すみれらがそれぞれ現場に駆けつけるが、どちらの事件とも直接の被害は無く、青島たちは困惑する。その矢先、新湾岸署の倉庫から拳銃が3丁盗まれるという事件が発生。神田署長らスリーアミーゴスがなんとか隠し通そうとするも、盗難についてなぜかネットの掲示板で取り上げられたため、事件は発覚。スリアミは窮地に立たされる。
一方で健康診断の結果報告を一向に聞きに来ない青島に業を煮やした病院は、湾岸署に直接やってきて青島に対して胸部に腫瘍の可能性があることを伝える。暗にガンの可能性を示唆されて青くなる青島―。
監督:本広克行
脚本:君塚良一
製作:亀山千広、永田芳男
う~ん・・・。
なんか、私の観たかった「踊る」じゃなかったです。ストーリー的にも新キャラ達も良かったのですが、なんか作りが荒いというか・・・。何よりテンポが悪かったです。TVドラマや「1」の雰囲気みたいに撮ってほしかったです。
でも、ストーリー的には優れていたと思います。湾岸署のシステムがハッキングされて占拠されたとか、和久さんの存在を思わせるシーンとか・・・。あと、スリーアミーゴスの記者会見の部分も面白かったですw
今回、もはや雲の上の地位である警視庁長官官房審議官(←名前長いすぎw)になった室井さんが、青島に護送命令を出したところが特に良かったです。
とにかく、映画ではテンポが何よりも大事なので、今回ほど残念な映画はないと思いました。ただ、ストーリーは良かったですw
2010年3月28日。3日後の新湾岸署の開署にむけて、警視庁湾岸署は引越しの準備で騒然となっていた。昇進試験に合格し、警部補になった青島俊作は、湾岸署刑事課強行犯係の係長となり、同時に新湾岸署への引越し本部長も努めていたが、同時に健康診断の結果報告を病院へ直接、聞きにくるようにと言われていた。
引越しの混乱の最中、管内で金庫破り事件とバスジャック事件が立て続けに発生。青島や恩田すみれらがそれぞれ現場に駆けつけるが、どちらの事件とも直接の被害は無く、青島たちは困惑する。その矢先、新湾岸署の倉庫から拳銃が3丁盗まれるという事件が発生。神田署長らスリーアミーゴスがなんとか隠し通そうとするも、盗難についてなぜかネットの掲示板で取り上げられたため、事件は発覚。スリアミは窮地に立たされる。
一方で健康診断の結果報告を一向に聞きに来ない青島に業を煮やした病院は、湾岸署に直接やってきて青島に対して胸部に腫瘍の可能性があることを伝える。暗にガンの可能性を示唆されて青くなる青島―。
監督:本広克行
脚本:君塚良一
製作:亀山千広、永田芳男
う~ん・・・。
なんか、私の観たかった「踊る」じゃなかったです。ストーリー的にも新キャラ達も良かったのですが、なんか作りが荒いというか・・・。何よりテンポが悪かったです。TVドラマや「1」の雰囲気みたいに撮ってほしかったです。
でも、ストーリー的には優れていたと思います。湾岸署のシステムがハッキングされて占拠されたとか、和久さんの存在を思わせるシーンとか・・・。あと、スリーアミーゴスの記者会見の部分も面白かったですw
今回、もはや雲の上の地位である警視庁長官官房審議官(←名前長いすぎw)になった室井さんが、青島に護送命令を出したところが特に良かったです。
とにかく、映画ではテンポが何よりも大事なので、今回ほど残念な映画はないと思いました。ただ、ストーリーは良かったですw
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