プロフィール


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管理者:taka
好きなマンガ:ワンピース、鋼の錬金術師、壬生義士伝、範馬刃牙 等々...
好きなアニメ:ルパン三世、鋼の錬金術師、クレヨンしんちゃん 等々...
好きな映画:ゴジラ、七人の侍、踊る大捜査線、東京タワー等々...
好きなTV:鬼平犯科帳、相棒、志村けんのバカ殿様、ドリフの大爆笑 等々...
一言メモ:ここは、私の好きなものについてのページです。楽しくやるので、よろしく~♪


2009年8月29日土曜日

『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』

 ◆ストーリー◆
 大航海を続けるルフィ海賊団。突如、ナミが高熱で倒れてしまう。医者を探すルフィたちがたどり着いたのは、医療大国といわれる“ドラム王国”だった。早速医者を探すが、なぜか王国にいる医者は“ドクターくれは”という、雪深い山の城に住む魔女ひとりだけと聞き、ルフィはナミを背負い、雪山の城へ向かう。襲撃や雪崩をかいくぐり、山頂に着くが、そこで力尽きてしまうルフィたち。それを助けたのが、ドクターくれはから医術を学んだ青っ鼻のトナカイ“チョッパー”だった。チョッパーを仲間にしようと追いかけていると、そこに砲弾が打ち込まれ―。

原作・企画協力:尾田栄一郎
監督・絵コンテ:志水淳児
絵コンテ協力:亀垣一
脚本:上坂浩彦
作画監督・キャラクターデザイン:舘直樹

 まぁ、正直、これ観て「泣ける!」って言っていらっしゃる方は、たぶん涙もろいんでしょうね~。いいな~、私もそういう人間になりたい・・・。というか、原作の方がやっぱり面白いし、泣けると思います。やっぱ、リメイクじゃダメだよ!

 最近、ワンピースで気になる事=近年のワンピース映画が原作のリメイクである件・・・。
 確かに、原作のドラム王国編は泣けます!でも、それを(TVアニメでもしてるのに)、もう一度アニメ化て・・・。
 こういうパターンは、ドラゴンボール映画とかでもありました。でも、いくら頑張ってイイ原作を100分前後のアニメ映画にしたとしても、所詮は原作やTVアニメには敵わないんです!なぜなら、原作やTVアニメには尺がないから・・・!!

 前作『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』、そしてこの『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』でスタッフ側は十分理解したのか、今年(2009年)の映画はオリジナルでいくみたいです。しかも、制作総指揮&ストーリーが原作者である尾田栄一郎。絶対、観に行きます!死ぬまでワンピースを応援してるぜぇ~!!

 ☛今年公開予定の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』の公式サイトへ!

2009年8月17日月曜日

『アキレスと亀』

 ◆ストーリー◆
 売れない画家の真知寿と妻である幸子の夫婦愛を描く。芸術やアーティストにとって大事なものはなんなのか―。

監督・脚本・編集:北野武
音楽:梶浦由記
撮影:柳島克己
出演者:ビートたけし

 北野武監督による、自己を投影した3部作(『TAKESHIS'』、『監督・ばんざい!』、『アキレスと亀』)の最後の映画。また、「アキレスと亀」本来の意味は、足の速いはずのアキレス(人間)が足の遅い亀に競争しても勝てない事を証明する数式上のパラドックス。
 うん、面白かった!3部作の中では、これが一番我々に理解しやすい映画だと思いました。
 で、前2作で批判されまくった北野武監督は、この映画に我々に対する皮肉を残していきました。それは、冒頭の「アキレスと亀」の解説の部分がアニメーションであったこと。また、途中で、サイレント映画みたいに説明文があったこと。全2作にはなかった事です。「これくらいなら観客にも伝わるだろう」的な感じに・・・・。
 この映画は、少年期・青年期・中年期の3つから構成されていて、北野さん本人が出てくるのは中年期からです。
 少年期で父と母、親友の又蔵を亡くし、青年期で同級生2人を亡くし、中年期には自らの娘も亡くしてしまいます。
 最終的に娘を亡くした真知寿は、2回自殺を謀ります。1回目は、車の排気ガスを車内で吸って死のうとしますが結局生きてしまいます。2回目は、小屋の中で火をつけ、そこで絵を描きながら死のうとしますが結局救助されます。

 で、心身ともにボロボロになった真知寿は、拾ったコーラの錆びた空き缶をフリーマーケットで20万円で売ります。20万円の錆びた空き缶に誰も興味を示さない中、ただ一人、離婚した妻の幸子が「一緒に帰りましょう。」と呼びかけます。そして、2人は錆びた空き缶を蹴りながら帰っていきます。
 北野武監督は、これが言いたかったのだと思います。最後のこのシーンがまさに「アキレスと亀」。アキレスが妻の幸子、亀が真知寿。最終的に妻が主人公(の芸術性)に追いついたのです。
 と同時に、もう1つの解釈ができます。全てを失くしてしまった真知寿は、最後に見つけたコーラの錆びた空き缶を20万円でフリーマーケットに出します。つまり、自分の芸術的才能の望みを錆びた空き缶に賭けたのです。しかし、誰も買おうとはせず、離婚した妻が助けに現れた。最終的に真知寿は「自分には芸術的才能がなかったのか・・・。」と自覚し、自分の芸術的才能の望みである錆びた空き缶を蹴って帰って行ったんだと思われます。

 いや~、しかし笑かしてくれましたね~。久々の一般人でも理解できる北野武映画でした。満足満足~♪

2009年8月14日金曜日

『しゃばけ』 畠中恵

 ◆ストーリー◆
 大店の若だんな・一太郎は、めっぽう体が弱い。なのに猟奇事件に巻き込まれ、仲間の妖怪と解決に乗り出すことに―。


 面白いらしいから読んでみました。うん、面白かった!
 なんか、飲み込みやすいお話でした。かといって、内容が薄い訳ではないです。
 とにかく、予想外な展開になっていってワクワクしながら読めました。主人公の一太郎の周りに、なぜ多くの妖怪がいるのかも途中で解き明かされます。
 夏は怪談話が当たり前となっていますが、こういう、妖怪達と手を組んで敵と戦うといった物語もいいのかもしれません。本当に面白い小説です。

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2009年8月12日水曜日

今日の落書き①

 細田守監督の『サマーウォーズ』の佳主馬とキング・カズマ。どちらも好きすぎて惚れました。で、紙にペンで描いちゃいました!(死ぬほど似てない・・・w
 ってか、カワイイんですもん!!!


『サマーウォーズ』

 ◆ストーリー◆
 世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界・OZ(オズ)。そのメンテナンスのアルバイトをしている高校生の健二は、憧れの夏希先輩から田舎に行くというアルバイトを頼まれる。
気楽に応じた健二だったが、実は夏希の本家とは武家の血筋を受け継ぐ旧家、陣内家であり、曾祖母である烈女・栄のために夏希のフィアンセのふりをするというアルバイトだったのだ。
さいわい栄は健二を認め、芝居は平穏のうちに終わるかに見えたが、その夜健二はケータイに届いた謎の数式を、数学の問題と考えて解いてしまう。しかしそれは、OZ世界を崩壊させ地上を混乱させる大事件の幕開けだった―。


監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクターデザイン:貞本義行
アニメーション制作:マッドハウス


 次世代のアニメーション界を引っ張っていくであろう、気鋭のアニメ監督・細田守氏の初の長編オリジナル作品。
 やっぱ凄いな~。裏の裏の裏の展開まで用意してるよ・・・。とにかく、この映画がDVD化したら、私は真っ先に近所のDVD屋に走ります!
 ってか、健二凄すぎ!明らかに無理やろ的な暗算が出来るとか・・・!!夏希も終盤、ちゃんと戦いに参加したし・・・(というか、家族全員参加したんだけどね・・・)。
 個人的に、佳主馬が好き。あと、キング・カズマも!カワカッコいい!!佳主馬は、生意気な夏の少年っぽいけど、実は虐められてて、しかもパソオタっていう設定が良かった。
 漁業関係の仕事してる、デップリした金髪のオッちゃん(名前知らん!)も良かった。夕食のシーンでいきなり、「徳川勢が攻め入ったとき、我がご先祖様は~・・・。」的な感じに語りだすのがツボにはまった!
 あと、金髪の警官もイイ味出してた!皆がパソコンとかを使って敵と戦っていたら(世界が危機的状況で)、機械を冷やすために設置してた氷の柱を勝手にお婆ちゃんの所まで持って行き、後に佳主馬に殴られます・・・(笑)。
 全体的にシリアス系なんだけど、所々に笑いが散りばめられている映画でした。こういう気の利いた映画は久しぶりだなと思いました。
 しかし、あのOZの世界はイイなぁ~。一瞬、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』のネット世界かと思いました。これも、細田守監督独特の味なんでしょうか・・・。

 この映画は、皆、それぞれやるべき事があって、それに対して「諦めてはダメ!」って事を言いたいのだなと思いました。メッセージ性のある、そして所々に笑いのあるいいアニメ映画だと思いました。

『ゴジラ(1954年)』

 ◆ストーリー◆
 太平洋上で貨物船「栄光丸」が原因不明の沈没事故を起こした。さらに救助に向かった貨物船「備後丸」と大戸島の漁船も次々に遭難沈没。生き残った船員は、怪物に襲われたと証言する。そのことを聞いた島の老人は、大戸島の伝説に伝わる怪物「ゴジラ」の仕業ではないかと漏らす―。

製作:小林一三
原作:香山滋
監督:本多猪四郎
脚本:村田武雄
    本多猪四郎

 この映画、凄いよ!終戦から間もない頃に作った映画だとは、到底思えません!!
 まず、最初に言いたい事は、「これを超えるゴジラ映画はない!」という事。あまりにも傑作すぎる。ホラー怪獣映画として、ウマく出来上がっています。初めて見た小学生の時は、怖くてその晩に眠れなかったくらいです。
 しかも、古生物学者・山根博士役の志村喬さんがイイ味出してる!私の中じゃ、昭和の俳優の中で一番好きです。急遽、黒澤組から呼び寄せたらしいけど、山根博士のキャラと凄くマッチしています。
 あと、モノクロ映画だから、映画の緊張感的なものを一層引き立てているなとも思いました。戦争映画として観た方がイイのかもしれません・・・。

 ちなみに、この映画を観た黒澤明は、「警官が逃げ出さずに、住民に指示を出しているのはリアルじゃない。」と言っていたらしい。もし、黒澤明が『ゴジラ』の監督だったら、警官は住民と一緒に逃げてたのか・・・。それも観てみたかったかも・・・。

2009年8月2日日曜日

『アマルフィ 女神の報酬』

 ◆ストーリー◆
 イタリアでのテロ予告を受け、ローマに派遣された外交官の黒田康作(織田)は、日本人少女誘拐事件に遭遇し、この事件に巻き込まれていく。誘拐事件はやがて、イタリア全土を襲う大規模テロへと発展していくが、黒田は事件の鍵が南イタリアのアマルフィにあることを知り、この街へと向かう―。

監督:西谷弘
原作:真保裕一
主題歌:サラ・ブライトマン
出演者:織田裕二
     天海祐希 他
 

 ケーキでこの映画を表すなら、ショートケーキ。見た目も美しく、そして癖のない一品。ドロドロして甘過ぎるチョコレートケーキでも、美味しくても華やかでないチーズケーキとは違う、まさに王道を走っている映画だと思いました。まぁ、私個人の感想なんですけどね・・・。
 しかし、面白かった~。ってか、警部のキャラが好き。ホテルのテレビで「キャプテン翼」観てるんですよw しかもゴール決めた瞬間喜んでたしww でも、おちゃらけていても、決めるところは決める感じで、ルパン三世の銭形警部みたいでした。
 さすが西谷弘監督です。映画を風景で頼らず、うまく話で引っ張って行きました。いや~、私も終盤まで犯人がわかりませんでしたよ~。
 あと、世界一の美声を持つと言われる、サラ・ブライトマンさんの主題歌もイイ。映画の良さを際立たせていました。
 また、観たいです!!

 そういえば、この映画を観た『踊る大捜査線』の本広克行監督が「これは、(踊る3も)シッカリしないと・・・。」と言っていたのだとか・・・。本広克行監督にいい影響を与えたみたいです。