原案:江戸川乱歩「怪人二十面相」 原作:北村想「怪人二十面相・伝」 監督・脚本:佐藤嗣麻子 |
期待を胸に観にいきましたが、映画館から出てきた時には「また、1000円ドブに捨てたな・・・・。」と。まぁ、最近(ってか今年)観に行った映画で僕の期待にこたえてくれたのは、バットマンの「ダーク・ナイト」と押井守監督の「スカイ・クロラ」ぐらいです。
で、「K‐20」ですが・・・・。確かに話としては非常に面白かったです。明智が二十面相だったのには驚かされました。なんか、映画の登場人物を騙すんなら、観客も騙してくれるって感じの映画が好きなんで。
さて、僕が気になった(というか、気に食わなかった)点は二つありまして、一つ目は映像です。見てて一番思ったのが「CG使い過ぎやろっ!」って。特に遠藤(主人公)と葉子(ヒロイン)が一緒にオートジャイロ(?)で飛ぶところ。背景とあってないというか、リアリティーがないというか・・・・。とにかく、「絶対合成やんっ!」ってとこが多すぎました。二つ目は、パクリっぽい感じのシーンが数点あったと思います。中盤に遠藤がウェディングドレス姿の葉子とワイヤーで宙づりになるシーン。ルパン三世の「カリオストロの城」そのまんまです!あと、終盤の遠藤と葉子が別れる際の決め台詞。ルパン三世です!!
まぁ、義賊である二十面相は、「カリオストロの城」のルパンを参考にしてるんだろうけど、それをそのまんま映画にしたのは良くないと思います。僕の評価的にはB級映画を目指したC級映画って感じでした。
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