一人の男が処刑された。その男がルパン三世であることは、鑑識の結果確実だったが、当然銭形が信じるはずがない。銭形はルパンが埋葬されているドラキュラ城へと赴き、そこでルパンの生存を確認する。銭形はルパンを捕まえようとするが逃げられてしまう―。
原作:モンキー・パンチ(双葉社刊) |
僕が初めて出会ったルパン三世作品です。たまたま、金曜ロードショーで放送してたので観た。確か、その年の夏にtvsp「ファーストコンタクト」を放送してたから、たぶん2002年の事です。
まず一言、「これが最もルパン三世らしいアニメーションです!」。いや~、当時、初めて観たときのドキドキ感と言ったら、もう・・・。だって、当時の僕には、〝マンガ=少年ジャンプ系&アニメ=ドラえもん・クレしん系〟という方程式があって、その方程式が全てに当てはまると考えてました。ですが、この〝ルパン三世〟は、その方程式を見事に打ち砕いてくれました。
内容なんですが、公開当時、まだ物珍しかったクローン技術をテーマとした物語で、クローン技術の限界などの話が出てきます。また、ルパンと自らを〝神〟と名乗る謎の男・マモーとの壮絶な戦いが繰り広げられ、ルパンと不二子の関係がより明白に描かれています。
僕が好きなシーンは、終盤近く、不二子を奪われたルパンが、尚もマモーに挑もうとするのを、次元が止めるシーンです。「行くな!ルパンッ!!」と、マモーのアジトへ向かおうと背を向けるルパンに、次元が銃を向けます。それをルパンは、「俺ぁ、〝夢〟盗まれたからな。盗り返しに行かにゃあ・・・。」と言います。カッコいいです!マジで!!
はぁ・・・。それに比べて、最近のルパンtvspときたら・・・。久しぶりに、シリアスで大人向けなルパンが観たくなった今日この頃です・・・。
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