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プロフィール
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2009年12月30日水曜日
『釣りバカ日誌20 ファイナル』
近年の業績悪化により、追い詰められる鈴木建設。会長の一之助が無期限の給料全額返還を実行する中、一之助のために一肌脱ごうと奮起した伝助は、得意の釣り人脈から思いがけない大型受注に成功する。そのかいあって会長賞とご褒美の釣り休暇をもらった伝助は、一之助とともに北海道へ釣り旅行に出掛けるが―。
監督:朝原雄三
脚本:山田洋次
朝原雄三
出演者:西田敏行
三國連太郎
第22作目であり、シリーズ最後の作品である本作。
毎度大爆笑の嵐が巻き起こり、そして必ず笑顔で映画館を出ることのできる、そんな信用のできる映画だったのに残念で仕方がないです・・・。まぁ、三國さんも歳ですし・・・。
終盤になって、スーさんが倒れる部分がなんか涙を誘いました。まぁ、目頭が熱くなるというか・・・。
最後だから、本当にスーさん死ぬのかなとか思いましたが、そうはいかないのが〝釣りバカ〟なんです。ちゃんと喜劇に持っていきました。三途の川のくだりが面白すぎw
まぁ、最後はスーさんが辞任の挨拶をして、で、皆で楽しく終わりました。正直、あの終わり方で良かったと思いました。だって、あの後〝辞めました→涙のお別れ〟なんて嫌でしょう。もし、そうだったら笑えなかったと思います。良かった~。
しかも、そもそも映画〝釣りバカ日誌〟自体が茶番劇みたいなもの。それを割り切って観て、少しでも他人より多く笑う。そんな映画なんです。それを、普通の映画みたいに「あの終わり方はなんなんだ!」とか「話の構成がマンネリ化してる」とか、批評家気取りが評価すること自体がバカバカしい。
云わば、平成のチャップリンの映画みたいな映画。この時代に、それが残ってること自体が凄かったし、貴重だったのに、来年からないのが寂しい・・・。
2009年12月29日火曜日
2009年12月28日月曜日
コタツの呪いに気を付けろ!
2009年12月25日金曜日
2009年12月23日水曜日
『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』
旅を続けていた麦わら海賊団だったが、東の海(イーストブルー)でいくつもの街が壊滅したというニュースが飛び込む。ルフィは旅を中断させ、東の海へ戻ろうとするが、突如一味の目の前に空飛ぶ海賊船が現れた。それに乗っていたのはかつての大海賊、“金獅子のシキ”だった。ルフィ達はシキになす術もなく、ナミが連れ去られてしまう―。
監督:境宗久
製作総指揮:尾田栄一郎
脚本:上坂浩彦
出演者:田中真弓、岡村明美 他
原作者の尾田栄一郎氏が制作総指揮、ストーリーを担当したことで話題となった本作。
私自身、ジャンプ読者なので原作「ワンピース」は好きだが、TVアニメや劇場版はここ数年観ていなかった。理由は、どんなに頑張っても原作には敵わないから。この前DVDで観た「エピソード・オブ・チョッパー」や、その前のアラバスタ編も確かに面白いと思った。でも、原作には敵わない・・・。
ところがドッコイ、予想外な事が起きた。原作者自ら、制作総指揮、そしてストーリーを担当するという・・・。原作者がやるんなら絶対面白い!・・・ハズだ!!
って事で、今日観にいってきました。凄い人でした!私が最後に観たワンピース映画の「カラクリ島のメカ巨兵」よりも多かったです。いや~、さすが!
でもって、内容も面白かったです。ワンピース映画の中で一番面白かった!竹中直人さんの金獅子のシキも結構強かったし。結局ルフィ、鳥(ビリー)がいなかったら負けてた!で、ナミがシキの仲間になる部分がグってきた。
あと、ルフィ達がナミを助けに来るシーンがカッコよかった!例えるなら『忠臣蔵』。ってか、よくよく考えると、「ワンピース版忠臣蔵」をしたかった様にも思える。雪降ってたし・・・。廊下歩いてくる途中、「松の廊下」通ってたし・・・。で、シキが吉良上野介ってところかな・・・。
とにかく、面白かった!ワンピース観たことない人でも大丈夫って感じでした。いや~、良かった良かった。
2009年12月21日月曜日
TVSP『ルパン三世 the Last Jod』 2月放送決定!
→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091221-00000003-maiall-ent
「金曜ロードショー」枠で放送されるルパンのテレビスペシャルとしては20作目となる今回は、ナチスドイツの保養所から、なぜか日本の国宝級の文化財「地獄如来像」が発見されるところから始まる。ルパンは如来像を盗み出そうとするが、謎の忍者強盗集団を組織するモルガーナに邪魔され、銭形もモルガーナに殺されてしまう……? ルパンは、モルガーナ一味らとの壮絶なお宝争奪戦を繰り広げる……というストーリー。
放送は、2010年、2月12日(金)らしい。
銭さんが殺されるらしいけど、ホントに殺しはしないだろう・・・。たぶん・・・。
ってか、監督がアミノテツロ氏、脚本が大川俊道氏って・・・。「魔法のランプ」コンビですか。はぁ・・・。
前作のランプの時の売りは「ルパンが記憶喪失!?」だったっけ・・・?で、今回が「銭形警部死す!?」か・・・。もう、このノリ、やめません・・・?うんざり・・・。
作画も、画像からするに〝例のあの人〟らしいし・・・。
まぁ、ランプよりはマシな話にしてくれって話なんだが・・・。まぁ、観るけどね。
2009年12月19日土曜日
『つみきのいえ』
海面の上昇に伴い水没しつつある街に、まるで「積み木」を積んだかのような家に住む一人の老人が住んでいました。
ある日、その老人は大切なパイプを海の中に落としてしまう。老人はパイプを拾うためにダイビングスーツで海の中に潜ると、次第にかつて共に暮らしていた家族との思い出を回想していく―。
監督:加藤久仁江
脚本:平田研也
音楽:近藤研二
率直に言うと、俺はこの短編アニメと出会えて本当に良かったと思った。
とある有名なアニメーターが、「今のままだと、アニメ大国・日本は沈んでしまう。」的な事を言っていたが、コレを観ると 日本もまだまだ大丈夫と思えてしまいます。
海外アニメ風の(『木を植えた男』みたいな)タッチで面白かった。あと、地球温暖化問題とかの話かと思ったが、そうでなく、老人に思い出を回想させるための伏線として演出されていて、思わず「やられた!」って思いました。とにかく無駄がなくテンポがいい!
とにかく、やさしい絵なんだけど、「人生の中での大切なこと、過ぎ去ってしまったことへ対する姿勢のあり方」という伝えたいメッセージがちゃんとわかる作品。一人で観てると、だんだん寂しくなります・・・。
『GOEMON』
時は戦国時代、本能寺の変により織田信長が家臣・明智光秀に殺害され、その仇を打った豊臣秀吉が天下統一をなし得た頃の日本。時の権力者は変わっても、民衆の苦しみは変わらなかった。そんな頃、奪った金銀財宝を民衆に分け与える義賊・石川五右衛門が脚光を浴びていた。
深夜、五右衛門はある屋敷の蔵に忍び寄り、一つの南蛮の箱を盗みだすが、捨ててしまう。その箱には、なんと豊臣秀吉と明智光秀との密書の隠し場所を示す地図が入っており―。
監督:紀里谷和明
脚本:紀里谷和明、瀧田哲郎
プロデューサー:一瀬隆重、紀里谷和明
キャスト:江口洋介、大沢たかお 他
監督は、なんと映画『CASSHERN』で有名な紀里谷和明氏!ちなみに、明智光秀も紀里谷監督が演じたらしい・・・。そして主人公・石川五右衛門役には江口洋介氏
この監督の作品は、やっぱり凄い!CG技術もそうなんですが、物語の内容が濃い!思わず、「そう来たか!」って言ってしまうくらい・・・、いい意味で期待を裏切ってくれます。
しかし、才蔵の最期が悲しすぎる・・・。石田三成の命令で秀吉の船を襲ったのに、裏切られて民衆の前で子供と処刑にされて・・・。最後の、五右衛門を守るために「俺が石川五右衛門だ!」的な事を叫んで殺される部分がヤバい・・・!やっぱり、敵になっても友情(?)は大切だなって思わされました。
終盤の関ヶ原の合戦の部分で、五右衛門が鎧着て乱入して、「徳川家康を殺すのかな?」って思ってたら、扇子で家康を叩いて「皆が幸せに暮らせるようにすると誓え!」って言うんです。もう、このシーンに驚き!スゲーよ、この人!!
しかも、この部分で五右衛門は、家康の部下になった元・五右衛門の仲間だった佐助に刺されるんです!佐助の方は、元主人だった五右衛門の事は忘れていて、「家康様を殺そうとした男を討ち取ったぞぉ!俺に褒美をくれぇ!!」って言います。それに対して、刺された五右衛門は無言で立ち去ります。この対比的に描かれている2人が、すごく〝何か大切なもの〟を表現しているように思えてなりません。
長々とまとまりのない文章を書きましたが、この映画はそれほど凄いってことです。しかも、時代劇っぽい映画なのに、歴史にとらわれてないっていうのが面白かったです。こういう、凄い発想のできる映像作家が増えていけば良いなと思いました。
2009年12月13日日曜日
『怪獣大戦争』
196×年、木星13番目の新衛星X星の調査に向かった地球連合宇宙局の富士とグレンは、高度な文明を持ちながら、キングギドラの脅威のために地中での生活を強いられているX星人と出会う。彼らは癌の特効薬と引き換えに、キングギドラ撃退のためにゴジラとラドンを借りたいと申し出る。交渉は成立し、X星にゴジラとラドンは運ばれるが―。
監督:本多猪四郎
脚本:関沢新一
特技監督:円谷英二
音楽:伊福部昭
製作:田中友幸
出演者:宝田明 ニック・アダムス(声:納谷悟朗) 他
あの「怪獣大戦争のマーチ」を聞くだけで胸が高ぶるのはどうしてなのだろう・・・?それは、海外のオーケストラにも劣らぬ、あのダイナミックな伊福部昭氏が織りなす音楽だからだろうか・・・。
特撮監督の円谷英二氏が、「自分が担当した特撮の中で、一番は『怪獣大戦争』だ。」的な事を言っていたらしく、このたび鑑賞することとなった。
ゴジラシリーズで この映画だけ観た事がなく、また久しぶりにアナログ特撮を観たからか、とてもワクワクしました。なんか、今の映画にはない、アナログ感があってよかったです。
大好きな平成ガメラ3部作も、CGのオンパレード。たしかにCGを使う事によって、よりリアリティーが出せて観客を魅了することができますが、その点、特撮とアニメーションの境界線がウヤムヤになっていると思います。
内容的には面白かったです。東宝特撮映画の二大看板だった「怪獣映画」と「空想科学映画」を見事に調和させていました。あのグレンのキャラがとても良かった。ちょっとハードボイルド感があって・・・。彼女の波川がX星人に殺された時も「彼女が何をした!!」って怒鳴るとこもカッコよかった。
で、特撮の方も結構良かった。前作(『三大怪獣 地球最大の決戦』)から大きく進歩したな~って思いました。
観ていて「おぉ!」って思ったのが、X星人の円盤が湖から出現する部分と、X星人によって操られたゴジラとラドンが町を破壊していく部分。前者は、ドライアイスを使用し、円盤をピアノ線で吊るして撮影したらしいです。円盤の出方がスムーズというか、なめらかと言うか、とにかく良かったです。後者は、ラドンが突風を起こして家の瓦が吹き飛んだりするシーン、あと、ゴジラから撤退していく自衛隊達の合成シーンがよく出来ていました。
昭和のアナログ特撮を堪能したいのであれば、この映画が一番かなと思いました。
そういえば、今回登場するニック・アダムス演じるグレンの吹き替えを担当したのが、「ルパン三世」の銭形警部で有名な納谷悟朗氏です。1stの若い銭形みたした。
2009年12月2日水曜日
ルパン三世TVSP 今冬放送!?
☛大野雄二ブログ
一部では、ルパンはもうしないって噂を聞いてたから寂しかったので このニュースは嬉しいです!いや~、良かった・・・。
で、サントラも発売されるらしいんだけど・・・。そのタイトルが、『the Last Job』!直訳すると『最後の仕事』。いや~、スッキリした名前・・・、って、えぇ~!!
これは、大野雄二氏がルパンに関わるのが最後っていう意味ではなく、本編(TVSP)のタイトルが『the Last Job』らしい・・・。最後の仕事って事は、ルパンは・・・・!?
とにかく、続報を待ちます!落ち着け、自分っ・・・!!
☛詳しくはこちら!
2009年11月19日木曜日
「踊る大捜査線3」来年公開!
ってか、室井さんって広島県警に送られたんじゃ・・・。どうやって話を絡ませるんだ?頼みの綱である吉田副総監は「踊る2」直後に辞職してるし・・・。・・・わからん!w
まぁ、とにかく今わかってることは、「踊る3」のテーマが〝引っ越し〟であること。まぁ、とにかく期待してます。
2009年11月7日土曜日
自分だけのヒーロー
私の特撮ヒーローはゴジラやガメラ。とりあえず人間側の味方(?)だけど、どこかに黒い何かを持った奴らです。なぜ、ウルトラマンや仮面ライダーに憧れないで、ゴジラやガメラに魅せられたかというと、よく分からない。
で、今回はガメラを描いてみました。やっぱり、金子修介監督の平成ガメラ3部作は凄い!神です!!
特に私が好きなのは、『ガメラ2 レギオン来襲』です。イリスの出てくる3も好きだけど、やっぱりSFチックな2がイイ。自衛隊の描写もイイし、何より一度負けた相手(レギオン)に再び向かっていくガメラがカッコいい!
ってことで、また今度ガメラの感想書こうかな・・・。
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2009年11月3日火曜日
久しぶりに描いてみた・・・
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT 』
2009年3月5日、マイケル・ジャクソンはロンドンのO2アリーナにて公演『THIS IS IT』を行うことを発表。日程は2009年7月13日から2010年3月6日まで、全50公演が予定されていたが、6月にマイケルが50歳で急死。本作品はその『THIS IS IT』のリハーサル映像を中心に制作されたドキュメント映画―。
監督:ケニー・オルテガ マイケル・ジャクソン 制作:Paul Gongaware ランディ・フィリップス |
ん~、何と言えばいいのか・・・。とにかく、ドキュメント映画としては上出来だったと思います。
ただ、ちゃんとした普通の映画が好きな方からすれば、面白くもなんともないのかもしれません。現に一緒に観にいっていた兄貴が「つまらんなぁ・・・。」とぼやいてましたし・・・。
私としては、ファンでもなんでもないけど、とても楽しめたと思いました。〝スリラー〟が新しい映像で流れた時は本当にワクワクしました。
この映画、ドキュメント映画だから飽きるかな~と思ってましたが、さすがマイケル。所々、彼らしい才ある仕掛けがあって、彼が天才であることを改めて認識いたしました(歌と歌の間にモノクロ映画調の映像を入れたりとか・・・。 本当に凄い才能があったんだなぁ~。
まぁ、言いたいことが他にもいっぱいあるけど、これ以上まとまりのない文章を書いても仕方ないのでこの辺で・・・。
最後に、偉大なるキング・オブ・ポップに敬礼!
2009年10月30日金曜日
ルパン三世officialマガジン ’09秋号 対決風魔忍者編
相変わらずの独特感あるイラスト!特に手と足の部分がイイ!!この味のある絵を描くマンガ家は、現在もう他にはいないでしょうね~・・・。
さてさて、本編の感想を。
トップバッターは、早川ナオヤ氏による『風魔vsルパン お宝争奪大作戦!』。早川ルパン、前号もそうですが、キレのある絵がイイ!キャラデザも、前回同様TVアニメ版を参考にしているようです。ファンサービスでしょうか?嬉しい限りです。
で、深山雪男氏の『消えた王家の証のありか』。ルパンMも、前号から読み切りに押されている風潮があるように見えます。話自体は面白いのですが、作画が追いついてないというか・・・。今回に至っては、指輪のお宝自体あまり関係なかった様な・・・(汗)。まぁ、次回に期待ですかな・・・。
中堅は山上正月氏の『その鎧は遠い縁と深い幻を招く』。通称ルパンYです。Yは好きな方なのですが、今回は色々言いたいことが・・・。あのヒロイン(?)の百足巡査のデザイン、明らかに風魔の紫だろ!敵の風魔花月、エロすぎ!しかも、なぜ五ェ門を×××の相手に選んだのか疑問・・・。Yの売りの一つである作画も所々汚い(寺とか・・・)。締め切りギリギリだったのか、ペン先が悪かったのかは知らないけど、そこはしっかりしてほしい。あと何度も言うけど、花月がエロすぎ。一応この雑誌、小学生とかも呼んでんだからさ・・・。
文句ばっかになりそうだから、一応褒めれる部分を褒めようか・・・。
終盤の百足巡査と千世丸の再会シーン。あの数カットは今回の中で一番秀でてる部分かもしれません。非常に良かった。次に良かったのが、百足巡査がルパンに襲いかかろうとした千世丸を拳銃で対抗したカット。あと、手裏剣で花月に対抗する百足巡査もよかった。(百足巡査ばっかり・・・。
特別ゲスト(?)の なかにしえいじ氏の『101本の斬鉄剣』。たぶん、この中で一番原作のギャグっぽさに近いのかもしれません。ゴエがスランプて・・・(笑)。
ルパンらのキャラデザも良かった。特に変装解いた不二子が可愛かった。
まぁ、とにかく笑わせてもらいました。
まぁ、前号と同じく今号も良かったと思いました。ただ一つ、最後のおまけコーナーの1枚の下手なイラストを除けば・・・!(←マジで1枚だけ下手すぎて浮いてました・・・
とにかく、次号もこの調子で頑張ってほしいです!!
2009年9月27日日曜日
2009年9月22日火曜日
臼井儀人さん・・・・
2009年9月2日水曜日
『壬生義士伝』完全復活か・・・!?
この話は、本日立ち読みした『週刊少年マガジン』のギャグ漫画『もう、しませんから。』で知りました(全くの偶然・・・w
で、帰ってからネットで調べたら本当だったようなので驚きました。壬生義士ファンとして非常に嬉しい~♪
現在、発売前のためなのか、詳しいことは分かっていません・・・。とにかく、9月9日(水)に絶対『別冊少年マガジン』を購入します!!
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2009年8月29日土曜日
『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』
大航海を続けるルフィ海賊団。突如、ナミが高熱で倒れてしまう。医者を探すルフィたちがたどり着いたのは、医療大国といわれる“ドラム王国”だった。早速医者を探すが、なぜか王国にいる医者は“ドクターくれは”という、雪深い山の城に住む魔女ひとりだけと聞き、ルフィはナミを背負い、雪山の城へ向かう。襲撃や雪崩をかいくぐり、山頂に着くが、そこで力尽きてしまうルフィたち。それを助けたのが、ドクターくれはから医術を学んだ青っ鼻のトナカイ“チョッパー”だった。チョッパーを仲間にしようと追いかけていると、そこに砲弾が打ち込まれ―。
原作・企画協力:尾田栄一郎 監督・絵コンテ:志水淳児 絵コンテ協力:亀垣一 脚本:上坂浩彦 作画監督・キャラクターデザイン:舘直樹 |
まぁ、正直、これ観て「泣ける!」って言っていらっしゃる方は、たぶん涙もろいんでしょうね~。いいな~、私もそういう人間になりたい・・・。というか、原作の方がやっぱり面白いし、泣けると思います。やっぱ、リメイクじゃダメだよ!
最近、ワンピースで気になる事=近年のワンピース映画が原作のリメイクである件・・・。
確かに、原作のドラム王国編は泣けます!でも、それを(TVアニメでもしてるのに)、もう一度アニメ化て・・・。
こういうパターンは、ドラゴンボール映画とかでもありました。でも、いくら頑張ってイイ原作を100分前後のアニメ映画にしたとしても、所詮は原作やTVアニメには敵わないんです!なぜなら、原作やTVアニメには尺がないから・・・!!
前作『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』、そしてこの『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』でスタッフ側は十分理解したのか、今年(2009年)の映画はオリジナルでいくみたいです。しかも、制作総指揮&ストーリーが原作者である尾田栄一郎。絶対、観に行きます!死ぬまでワンピースを応援してるぜぇ~!!
☛今年公開予定の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』の公式サイトへ!
2009年8月17日月曜日
『アキレスと亀』
売れない画家の真知寿と妻である幸子の夫婦愛を描く。芸術やアーティストにとって大事なものはなんなのか―。
監督・脚本・編集:北野武 音楽:梶浦由記 撮影:柳島克己 出演者:ビートたけし |
北野武監督による、自己を投影した3部作(『TAKESHIS'』、『監督・ばんざい!』、『アキレスと亀』)の最後の映画。また、「アキレスと亀」本来の意味は、足の速いはずのアキレス(人間)が足の遅い亀に競争しても勝てない事を証明する数式上のパラドックス。
うん、面白かった!3部作の中では、これが一番我々に理解しやすい映画だと思いました。
で、前2作で批判されまくった北野武監督は、この映画に我々に対する皮肉を残していきました。それは、冒頭の「アキレスと亀」の解説の部分がアニメーションであったこと。また、途中で、サイレント映画みたいに説明文があったこと。全2作にはなかった事です。「これくらいなら観客にも伝わるだろう」的な感じに・・・・。
この映画は、少年期・青年期・中年期の3つから構成されていて、北野さん本人が出てくるのは中年期からです。
少年期で父と母、親友の又蔵を亡くし、青年期で同級生2人を亡くし、中年期には自らの娘も亡くしてしまいます。
最終的に娘を亡くした真知寿は、2回自殺を謀ります。1回目は、車の排気ガスを車内で吸って死のうとしますが結局生きてしまいます。2回目は、小屋の中で火をつけ、そこで絵を描きながら死のうとしますが結局救助されます。
で、心身ともにボロボロになった真知寿は、拾ったコーラの錆びた空き缶をフリーマーケットで20万円で売ります。20万円の錆びた空き缶に誰も興味を示さない中、ただ一人、離婚した妻の幸子が「一緒に帰りましょう。」と呼びかけます。そして、2人は錆びた空き缶を蹴りながら帰っていきます。
北野武監督は、これが言いたかったのだと思います。最後のこのシーンがまさに「アキレスと亀」。アキレスが妻の幸子、亀が真知寿。最終的に妻が主人公(の芸術性)に追いついたのです。
と同時に、もう1つの解釈ができます。全てを失くしてしまった真知寿は、最後に見つけたコーラの錆びた空き缶を20万円でフリーマーケットに出します。つまり、自分の芸術的才能の望みを錆びた空き缶に賭けたのです。しかし、誰も買おうとはせず、離婚した妻が助けに現れた。最終的に真知寿は「自分には芸術的才能がなかったのか・・・。」と自覚し、自分の芸術的才能の望みである錆びた空き缶を蹴って帰って行ったんだと思われます。
いや~、しかし笑かしてくれましたね~。久々の一般人でも理解できる北野武映画でした。満足満足~♪
2009年8月14日金曜日
『しゃばけ』 畠中恵
大店の若だんな・一太郎は、めっぽう体が弱い。なのに猟奇事件に巻き込まれ、仲間の妖怪と解決に乗り出すことに―。
面白いらしいから読んでみました。うん、面白かった!
なんか、飲み込みやすいお話でした。かといって、内容が薄い訳ではないです。
とにかく、予想外な展開になっていってワクワクしながら読めました。主人公の一太郎の周りに、なぜ多くの妖怪がいるのかも途中で解き明かされます。
夏は怪談話が当たり前となっていますが、こういう、妖怪達と手を組んで敵と戦うといった物語もいいのかもしれません。本当に面白い小説です。
☞〔購入する〕
2009年8月12日水曜日
『サマーウォーズ』
世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界・OZ(オズ)。そのメンテナンスのアルバイトをしている高校生の健二は、憧れの夏希先輩から田舎に行くというアルバイトを頼まれる。
気楽に応じた健二だったが、実は夏希の本家とは武家の血筋を受け継ぐ旧家、陣内家であり、曾祖母である烈女・栄のために夏希のフィアンセのふりをするというアルバイトだったのだ。
さいわい栄は健二を認め、芝居は平穏のうちに終わるかに見えたが、その夜健二はケータイに届いた謎の数式を、数学の問題と考えて解いてしまう。しかしそれは、OZ世界を崩壊させ地上を混乱させる大事件の幕開けだった―。
監督:細田守 脚本:奥寺佐渡子 キャラクターデザイン:貞本義行 アニメーション制作:マッドハウス |
次世代のアニメーション界を引っ張っていくであろう、気鋭のアニメ監督・細田守氏の初の長編オリジナル作品。
やっぱ凄いな~。裏の裏の裏の展開まで用意してるよ・・・。とにかく、この映画がDVD化したら、私は真っ先に近所のDVD屋に走ります!
ってか、健二凄すぎ!明らかに無理やろ的な暗算が出来るとか・・・!!夏希も終盤、ちゃんと戦いに参加したし・・・(というか、家族全員参加したんだけどね・・・)。
個人的に、佳主馬が好き。あと、キング・カズマも!カワカッコいい!!佳主馬は、生意気な夏の少年っぽいけど、実は虐められてて、しかもパソオタっていう設定が良かった。
漁業関係の仕事してる、デップリした金髪のオッちゃん(名前知らん!)も良かった。夕食のシーンでいきなり、「徳川勢が攻め入ったとき、我がご先祖様は~・・・。」的な感じに語りだすのがツボにはまった!
あと、金髪の警官もイイ味出してた!皆がパソコンとかを使って敵と戦っていたら(世界が危機的状況で)、機械を冷やすために設置してた氷の柱を勝手にお婆ちゃんの所まで持って行き、後に佳主馬に殴られます・・・(笑)。
全体的にシリアス系なんだけど、所々に笑いが散りばめられている映画でした。こういう気の利いた映画は久しぶりだなと思いました。
しかし、あのOZの世界はイイなぁ~。一瞬、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』のネット世界かと思いました。これも、細田守監督独特の味なんでしょうか・・・。
この映画は、皆、それぞれやるべき事があって、それに対して「諦めてはダメ!」って事を言いたいのだなと思いました。メッセージ性のある、そして所々に笑いのあるいいアニメ映画だと思いました。
『ゴジラ(1954年)』
太平洋上で貨物船「栄光丸」が原因不明の沈没事故を起こした。さらに救助に向かった貨物船「備後丸」と大戸島の漁船も次々に遭難沈没。生き残った船員は、怪物に襲われたと証言する。そのことを聞いた島の老人は、大戸島の伝説に伝わる怪物「ゴジラ」の仕業ではないかと漏らす―。
製作:小林一三 原作:香山滋 監督:本多猪四郎 脚本:村田武雄 本多猪四郎 |
この映画、凄いよ!終戦から間もない頃に作った映画だとは、到底思えません!!
まず、最初に言いたい事は、「これを超えるゴジラ映画はない!」という事。あまりにも傑作すぎる。ホラー怪獣映画として、ウマく出来上がっています。初めて見た小学生の時は、怖くてその晩に眠れなかったくらいです。
しかも、古生物学者・山根博士役の志村喬さんがイイ味出してる!私の中じゃ、昭和の俳優の中で一番好きです。急遽、黒澤組から呼び寄せたらしいけど、山根博士のキャラと凄くマッチしています。
あと、モノクロ映画だから、映画の緊張感的なものを一層引き立てているなとも思いました。戦争映画として観た方がイイのかもしれません・・・。
ちなみに、この映画を観た黒澤明は、「警官が逃げ出さずに、住民に指示を出しているのはリアルじゃない。」と言っていたらしい。もし、黒澤明が『ゴジラ』の監督だったら、警官は住民と一緒に逃げてたのか・・・。それも観てみたかったかも・・・。
2009年8月2日日曜日
『アマルフィ 女神の報酬』
イタリアでのテロ予告を受け、ローマに派遣された外交官の黒田康作(織田)は、日本人少女誘拐事件に遭遇し、この事件に巻き込まれていく。誘拐事件はやがて、イタリア全土を襲う大規模テロへと発展していくが、黒田は事件の鍵が南イタリアのアマルフィにあることを知り、この街へと向かう―。
監督:西谷弘
原作:真保裕一 主題歌:サラ・ブライトマン 出演者:織田裕二 天海祐希 他 |
ケーキでこの映画を表すなら、ショートケーキ。見た目も美しく、そして癖のない一品。ドロドロして甘過ぎるチョコレートケーキでも、美味しくても華やかでないチーズケーキとは違う、まさに王道を走っている映画だと思いました。まぁ、私個人の感想なんですけどね・・・。
しかし、面白かった~。ってか、警部のキャラが好き。ホテルのテレビで「キャプテン翼」観てるんですよw しかもゴール決めた瞬間喜んでたしww でも、おちゃらけていても、決めるところは決める感じで、ルパン三世の銭形警部みたいでした。
さすが西谷弘監督です。映画を風景で頼らず、うまく話で引っ張って行きました。いや~、私も終盤まで犯人がわかりませんでしたよ~。
あと、世界一の美声を持つと言われる、サラ・ブライトマンさんの主題歌もイイ。映画の良さを際立たせていました。
また、観たいです!!
そういえば、この映画を観た『踊る大捜査線』の本広克行監督が「これは、(踊る3も)シッカリしないと・・・。」と言っていたのだとか・・・。本広克行監督にいい影響を与えたみたいです。
2009年7月29日水曜日
『サマーウォーズ』前売り券購入!
まぁ、兄が梅田まで買いに行ってくれたのですが・・・。
監督は、『時をかける少女』や『デジモンアドベンチャー・ぼくらのウォーゲーム!』の細田守!!
彼の監督作品を観てもらえば理解できると思いますが、全部凄い面白いんです!ヤバいです!!
今のアニメーション界は、宮崎駿率いるジブリが仕切っていますが、未来のアニメーション界を引っ張るのは、この細田守だと思います。
初めて私が細田守アニメに出会ったのは、幼稚園児だった頃、兄と一緒に見に行った『デジモンアドベンチャー・ぼくらのウォーゲーム!』。当時、デジモンが大好きだったので観に行ったのですが、TVアニメ版とは違う、何かピリピリした緊張感をワクワクしながら楽しんだものです。
月日は流れ、次に出会った細田守アニメは、『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』。この時も、ただ単にワンピースが好きだったから観に行きました。でも、明らかに作風というか、キャラデザ(の影の無さ)がデジモンっぽかったので、観た後に調べたら、「あっ、デジモンの人だ~!」と。
今回、その細田守監督の最新作ということで非常に楽しみにしています。
まぁ、公開日の8月1日は、たぶん織田裕二の『アマルフィ』を観に行くから、その次の週に観に行くと思います。ホントに楽しみです!
→映画『サマーウォーズ』公式サイトへ!
2009年7月28日火曜日
ルパン三世officialマガジン ’09夏号 幻のシナリオ編
まぁ、今回は〝超リニューアル〟で〝幻のシナリオのコミック版〟という売り文句に釣られて買ったのですが。
表紙は相変わらず平山智さん・・・。たまには、他のヴァージョンのルパンも表紙にしてくれたらいいのに・・・(1stとか3rdとか・・・)。まぁ、会社側からしたら、平山ルパンを統一させて使いたいんでしょうが・・・。
で、表紙をめくるとインタビューが・・・。〝モンキー・パンチX氏〟?誰っ・・・!?
少なからず、飯岡さんではないな。他コーナーで思いっきり対談してるし・・・。とにかく、ルパン界を裏から操ってる人らしい・・・。で、そのインタビューの中で、「アニメ関係で新たな動きがあると思う」らしい。まぁ、一応期待して続報を待ってます。
で、期待しまくったコミック。早川ナオヤ氏による「刺客の時は来た」、深山雪男氏による「ルパンのとってもへんな日」、山上正月氏による「死闘は夜明けに終った」の3つ。どれも面白かった!!
一番おもしろかったのは、早川ナオヤ氏の「刺客の時は来た」。キャラデザも1stっぽくなってて、楽しめました。あと、不二子が可愛かった!(1st不二子の可愛さは異常w)。特に、マシンガンを持ちながら歩き回ってるシーンがイイ!!
でもって、警視総監のキャラデザが・・・!もう、これアニメ化すんだったら、声は永井一郎しかいない!!でも、この警視総監、もう少し温厚だった気が・・・。
まぁ、全体的に話もまとまってて、ルパン&不二子のタッグ、でもって不二子の可愛さがあったので良かったです。一人で、30分の1stルパンを観た気になれました。
でもって、「ルパンのとってもへんな日」。通称、「ルパン三世M」ですが・・・。やっぱり、Mのキャラデザが気になって仕方がないです。いや、話自体は、小山俊一郎さんの作ったモノだから面白いのですが・・・。まぁ、残念な感じでした・・・。
3つ目は、「死闘は夜明けに終った」。通称、「ルパン三世Y」。これも結構好きです。
しかし、次元のコーヒーかぶって、銭形警部は平気だったんでしょうか・・・?(どうでもいいか・・・。
最後は、少々荒っぽい終り方だった気もしました。復讐した少年を助けて、いきなり「本当に仕返ししたいなら、お前は生きてみろよ」って・・・。セリフはカッコいいんですけでねぇ~。
まぁ、不二子がルパンの彼女って設定と、銭形がルパンの力量を認めているっていうのが良かったかな~。
でもって、一番ビックリしたのが、最後らへんに「ルパン三世S」が載ってたこと!まぁ、持ってるんですけどね~、Sは・・・。
さてさて、これでルパンのいない夏を乗り越えれるのかが心配な今日この頃だったり・・・。
2009年7月19日日曜日
『鬼平犯科帳スペシャル ~雨引きの文五郎~』
日本橋の足袋問屋、大野屋に盗賊が押し入るという情報が、雨引の文五郎(國村隼)の名前で火付盗賊改方に入った。押し入ってきたのは落針の彦蔵(菅田俊)という急ぎ働きの一味だった。すんでのところで逃げだした彦蔵。長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、盗っ人同士の仲間割れと判断、一網打尽にすべく舟形の宗平(伊東四朗)の助けを借りることにした―。
原作:池波正太郎(文春文庫刊) |
鬼平イイね!時代劇の中で一番好きな作品!!
その鬼平のスペシャルが金曜に放送したので観ました。やっぱり、鬼平はイイ!主役の中村吉右衛門さんも平蔵のキャラにハマってて良い! あと、いつも変わらないEDもいい!!あれ聞くと、心が温かくなる気がします・・・。
伊東四郎演ずる舟形の宗平も良かった。最後亡くなっちゃったけど、文五郎の事思って良く頑張った。ああいうキャラは好きです。
今回のスペシャルは本当に面白かったです!良かった~!!また鬼平観たいな・・・。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
ついに人間界にまで広がり始めた、闇の帝王ヴォルデモートの脅威。ダンブルドア校長は、かつてホグワーツで魔法薬学を教えていたホラス・スラグホーンを復職させる。「ホラスだけが知っているヴォルデモートの弱点を聞き出せ」とダンブルドアに命じられたハリー・ポッターは、ホラスに気に入られようと計画的に近づく。一方、ホグワーツの校内では思春期ならではの恋わずらいが多発。ハリー、ロン、ハーマイオニーらも恋の甘美さと苦しみを経験する―。
監督:デヴィッド・イェーツ 原作:J・K・ローリング 脚本:スティーヴ・クローヴス |
う~ん・・・。
正直、ハリポタシリーズには飽きてまして・・・。大体、長すぎなんだよ、この話w
ってか、結局、ヴォルデモート出てこなかったし!戦いっていう戦いもなかった。ただ、ダンブルドアさんが無駄死にして終わった感じで・・・。ダンブルドア好きなキャラだったのに・・・!ショック!!
やっぱり、どの映画も1が一番なんだよな・・・。まぁ、俺が好きなのは3の「アズカバンの囚人」。アレ良かった。
まぁ、このシリーズは、俺の中じゃあ迷走してる感じ。でも、次で終わりらしいから、次も観に行くと思います。
どうでもいいけど、織田裕二の「アマルフィ」観たいな~・・・。
2009年7月12日日曜日
2009年7月4日土曜日
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 TV版』
かつて地球を襲った大災害・セカンドインパクトにより、人類はその半分が死に至った。幾ばくかの年月が流れ、その大惨事より復興しつつあった人類に、突如として使徒と呼称される謎の生命体が攻撃を仕掛けてきた。
国連の下部組織である特務機関NERV(ネルフ)は、極秘に開発されていた汎用人型兵器エヴァンゲリオンによって襲来する使徒を迎え撃つ作戦を開始する。NERV司令である碇ゲンドウは、14歳の息子「碇シンジ」にエヴァンゲリオン初号機のパイロットになることを強いる。
シンジは、父親に反発してエヴァンゲリオンに乗ることを拒んだが、もう一人のエヴァンゲリオンパイロットである「綾波レイ」の重傷を目の当たりにしてエヴァンゲリオンに乗り込むことを決心する―。
スタッフ 総監督・原作・脚本・音響監督:庵野秀明監督:摩砂雪、鶴巻和哉 脚本:庵野秀明 制作総指揮:大月俊倫 制作:カラー |
正直・・・、いや、個人的には面白くなかった!!
確かに、作画や美術は大満足で良かったと思います。でも、本題の話の内容が急すぎた気がしました。というのも、今回、私は初めてエヴァを観たので、大よその話の展開やキャラの関係とかも全く知らなかったからです。
この劇場版は、TV版を再検証しよう的な映画だというのは解ってましたが、話を詰め込みすぎ!初心者には厳しい映画だと思いました。
詰め込みすぎな例として、シンジがエヴァンゲリオンに乗るのが嫌になって飛び出して、また戻ってくるあたり。1話30分のTVアニメーションだと、ちょうどいい感じに仕上がるのでしょうけれども、この映画の場合、急ぎすぎてると思いました。あと、シンジの挫折シーンが多すぎて・・・。で、使徒との戦いも多々あって・・・。
やっぱり、全体的に詰め込みすぎ。と言うか、30分前後のTV版(観たことないけど)をそのまま何話か繋げたって感じで、半ばダラダラしてました。2時間前後の映画版を作るんだったら、挫折から立ち直ったりとかを、もっと整理してやってほしかった。
今回は、世間で騒がれている〝エヴァ〟というアニメの度合いが、どんな物かと確かめられたので良かったと思います。まぁ、私が、このアニメを理解できなかった原因は、その奥深さだという事にしておこうかな・・・。うん。
そういや、劇中で「平成ガメラ・3部作」っぽいカット(エヴァが歩いた瞬間、近くにあった公衆電話が潰れる等々・・・)があったので、「パクったのかな・・・?」と思っていたら、平成ガメラシリーズのの特撮監督・樋口真嗣氏が絵コンテに参加してたんですね~♪
2009年6月30日火曜日
『ターミネーター4』
2018年。地球上のあらゆる都市が、人類に反旗を翻した超高性能コンピューターネットワーク「スカイネット」による核攻撃を受けた「審判の日(ジャッジメント・デイ)」後の荒廃した世界。スカイネット率いる機械軍は、いよいよ人類に対する最後の総攻撃を仕掛けようとしていた。「審判の日」を生き延び、レジスタンスの部隊長となったジョン・コナーはスカイネット研究所での機械軍との抗戦のさなか、スカイネットが人々を生け捕りにし、生体細胞を複製しようとしている事実を掴む。スカイネットはついに、民間潜入型ターミネーター「T-800」の開発に着手していたのだ。同じ頃レジスタンス本部では、アシュダウン将軍ら司令部がスカイネット総攻撃の計画を企てていた。ジョンはその目的がスカイネットが秘密裏に遂行しようとしている「暗殺リスト」の阻止にあると知るが、そのリストには自分の名前、そして最重要ターゲットとして「カイル・リース」の名前があったのだった―。
監督:McG(マックジー) 製作: デレク・アンダーソン / ヴィクター・キュビチェク / ジェフリー・シルヴァー / モリッツ・ボーマン 脚本: ジョン・D・ブランケート / マイケル・フェリス / デヴィッド・キャンベル・ウィルソン |
いや~、まず一言。面白かった!!
かと言って、ジェームズ・キャメロン氏の作った傑作『T1』や『T2』を越えることはなかったと思います。ですが、前作の『T3』よりは遥かにレベルが高かった。というか、『T3』が面白くなかったから、このように思えているのかもしれません。
しかし、シュワちゃん出てましたね~。噂通り、合成版 アーノルド・シュワルツェネッガーでしたけど・・・(笑) シュワちゃんが出てきた瞬間、涙が出てきそうになりました。忙しくても、次回作(『T5』)には、ちゃんと出てほしいです。
今作では、ジェームズ・キャメロン氏のアドバイス等があったためか、『T1』・『T2』と恒例行事(?)だった工場オチが復活してました。嬉しかった~!
まぁ、次回作でどうなるかって所です。しかし、小さい頃に『T1』や『T2』を観た時の満足感と似てました。また、あの幼い頃の感覚が味わえるなんて・・・。あぁ、面白かった。
2009年6月22日月曜日
『ブラック・ジャック(OVA版)』
カルテI:流氷、キマイラの男
カルテII:葬列遊戯
カルテIII:マリア達の勲章
カルテIV:拒食、ふたりの黒い医者
カルテV:サンメリーダの鴞
カルテVI:雪の夜ばなし、恋姫
カルテVII:白い正義
カルテVIII:緑の思い
カルテIX:人面瘡
カルテX:しずむ女
原作:手塚治虫
監督:出崎統 キャラクターデザイン:杉野昭夫 |
全10話で、1話約1時間くらいあります。全話レンタルで観ましたが、結構面白かったと思います。あと、出崎氏の監督作品には、良いのと悪いのがハッキリしてるな~とも思いました。
ルパン三世の初期TVSPは、あまり好きじゃないんですが、ブラック・ジャックの方は好きです。たぶん、ルパンSPは作画が良くなかったから、出崎演出が活きなかったんだと思います。逆に言うと、作画陣がしっかりしていれば、出崎演出は活きるんだと思います。
いや~、しかし以前放送していたTV版よりも、はるかに面白かったです。たぶん、手塚治氏の演劇的世界観と出崎統氏の演劇的世界観が、うまくシンクロしたんでしょうね。いや~、良かった!
2009年6月21日日曜日
『ルパン三世 アルカトラズコネクション』
サンフランシスコ沖に浮かぶカジノ船から金を奪おうと、船に乗り込んだルパン・次元・不二子・五ェ門の4人であったが、ルパンからの予告状を基に現れた銭形警部の活躍によって計画は失敗してしまう。しかし、ルパンの真の狙いはカジノ船の金ではなく、船が調査している海底の地形データであり、ルパンはそちらを盗む事は見事成功していた。
ルパンは、そのデータを基にサンフランシスコ沖に眠る沈没船「ヤンキー・スレード号」に積み込まれていた金塊を手に入れようとしていたが、カジノ船の持ち主である秘密結社「シークレットセブン」に誘拐され、アジトであるアルカトラズ島の連邦刑務所に監禁されてしまう。
原作:モンキー・パンチ(中央公論新社刊) 監督:殿勝秀樹 脚本:柏原寛司 |
毎年恒例のルパン三世TVSPの第十三弾。ファンの中では、あまり好かれてないらしいけど、私的には前TVSP『1$マネーウォーズ』と並び、結構好きな方です。殿勝氏と柏原氏の相性がいいんでしょうね。あと、ヒロインを登場させないという試みとジャズっぽいBGMがいい。ハードボイルドってヤツなのかは知りませんが、渋い。やっぱり、ルパン三世は、宮崎氏的なコミカルな動きよりも、ハードボイルドさの方があっていると思います。それが、今のスタッフさん達には伝わってない様ですが・・・。
2009年6月15日月曜日
『ROOKIES-卒業-』
◆ストーリー◆
ニコガク野球部に戻ってきた顧問の川藤は、安仁屋、御子柴、新庄らと再び野球を共にできる喜びをわかち合っていた。そして新学期、メジャーリーグを目標とする新入生の赤星と、ひょんなことから入部した濱中が野球部に入ったことによって―。
原作:森田まさのり「ROOKIES」(集英社) 監督:平川雄一朗 キャスト:佐藤隆太、市原隼人 |
周りの評価が良かったので観にいきましたが・・・。
なんか、ドラマ版の展開と変わらなくて、自分的には面白くなかったと思います。最終的には逆転さよならホームランで勝負がついて・・・。相手のピッチャーも、阿仁屋と因縁があるみたいだったけど、そこまで交わりがなかったし・・・。もう少し、敵側にも人間ドラマを入れてほしかったと思いました。これが、僕が毎週欠かさずに観ていた「ルーキーズ」の最後なのかと思うと本当に残念に思いました。
あとEDのGReeeeNの「遥か」が尾崎豊の曲に似ているような気がした。歳かね~・・・。
2009年5月5日火曜日
『新宿インシデント』
1990年代初頭の中国。自動車の整備工である鉄頭は、日本にいる恋人の秀秀を追いかけ、弟分の阿杰と共に密輸船に乗り込み新宿・歌舞伎町へとやって来た。だが、そこで鉄頭を待っていたのは、彼女が日本のヤクザ「三和会」の幹部である江口と結婚していたという事実だった。失意の中、ある事件がきっかけで鉄頭は江口に見初められることとなるが―。
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監督:爾冬陞 制作総指揮:ジャッキー・チェン アルバート・ヤン |
黒いです!これはホンマに黒い映画です!!
この映画は、〝ジャッキー・チェン映画=アクションコメディー映画〟という僕の方程式をものの見事に打ち砕いてくれました。
いや~、グロすぎ!でもって、後味悪過ぎ!!これはこれで面白かったけどね・・・。
まぁ、今までのジャッキー映画とは一味違うシリアスで苦い作品。全体的に、アクションもほとんどなし。ジャッキー演じる鉄頭も敵に立ち向かうシーンがあるんですが、いつもの身のこなしはなく、比較的に弱いです。
しかし、ジャッキーと竹中直人とのツーショットがあるとは。ちょっと違和感が・・・。
ジャッキーの「アクション封印宣言」を知っていたので、今回はある程度覚悟しましたが、やっぱりアクションがないと寂しい・・・。観た後に『プロジェクトA』が観たくなりました。
まぁ、これは面白かったんですけどね・・・。
2009年5月3日日曜日
『カラフル』 森絵都
生前の罪により、輪廻のサイクルから外された僕の魂。だが、天使業界の抽選に当たり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真と過ごしていくうち、僕は人の欠点や美点が見えてくるようになり―。
噂通り、すぐに読み終えました。ホントに面白い!
こういう、以前の自分から新しい自分になるっていう感じの話は好きでして・・・。なんか、ゲームやらマンガばっかにしか興味がなく、友達関係とかヤバい方々に読んでほしい小説です。と言っても、そんなに説教臭い話でもなく、天使とかありえない系の物も出てきますので、それなりに楽しめる小説です。
実は僕も、アニメ映画化すると知って買ったんですが・・・。面白そうだから、映画も観にいきますよ!!監督は、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! アッパレ!戦国大合戦』の原恵一氏。期待してます!
![]() | カラフル (文春文庫) |
2009年4月30日木曜日
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』
ある夜、野原一家は全員そろって時代劇に出てくるような格好をした綺麗な"おねいさん"の夢を見る。次の日、しんのすけが幼稚園から帰ると、シロが庭を掘り返していた。その穴から見つけた文箱の中には、「おらてんしょうにねんにいる」と読める汚い字とぶりぶりざえもんの絵が描かれた手紙が。埋めた覚えはないのに… と訝しがるしんのすけだが、「おひめさまはちょーびじん」という一文を見て朝の夢を思い出し、"おねいさん"に思いを馳せながら目を閉じる…。
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原作:臼井儀人 監督:原恵一 絵コンテ:原恵一、水島努 |
とにかく、「クレヨンしんちゃん」を見下している方々に観させてやりたい作品って感じ。いいアニメ映画です。とても好きな作品。でも、「クレヨンしんちゃん」ではない、何か異端の作品。ルパン三世で言えば、「カリオストロの城」みたいな・・・。
この映画のテーマは〝生と死〟です。ちゃんと歴史考証をしていて、時代劇として成り立っていました。時代劇好きの僕としては、『オトナ帝国の逆襲』よりもこっちの方が好きです。
また、又兵衛の廉姫に対する切ない恋物語でもあります。演出としても非常にイイ!
特に、野原家の車に乗車した廉姫を追う又兵衛のシーン。車に乗っている廉姫に対し、又兵衛は馬で後から追います。ですが、車の方が速く、馬の又兵衛と遠ざかっていきます。身分の差を歴然と表現していると思いました。
「クレヨンしんちゃん」シリーズの異端作品であり、最高傑作だと思いました。
2009年4月29日水曜日
ルパン三世officialマガジン vol.19
いや~、以前から、このマガジンに500円出すのがなんか・・・。( *´ノд`)コショショ
だって、今頃になって「ルパンvsコナン」の特集って・・・!まぁイイか。では、内容について・・・。
まず、「ルパン三世M」(以下M表記)の1話目。みっ・・、ミスターXって・・・。
何回も復活しすぎ!とうとう、テレビの枠からはみ出て、漫画にまで進出ですよ!読んでて登場した瞬間笑いそうになりました・・・。(*´Д`)=3ハァ・・・
ってか、1stの第1話観てもらうと分かりますが、ミスターXって、そこまでルパンに恨みはないんですよ。それだったら、マモーとか出してほしかったかも・・・。
読み切り漫画は、衣谷遊の五右ェ門が主人公。ん~・・、まぁ、それなりに面白かった。ちょっとYみたいだった。
Mの2話目。へ~・・・って感じでした。Mの2話目は、いつもギャグ系に走っちゃうので好きではないです。ってか、五右ェ門がなぜ常に斬鉄剣を持っていないのかが気になります。
そういや、次回から、ルパマガが超リニューアルだとか・・。この前リニューアルしたばかりじゃ・・・?今回は〝超〟が付いてるから、めっちゃ変わるのかな?次回は、どうやら1stで未放送に終わったシナリオの漫画版が載るらしい。ってか、リニューアルしすぎ!こんなに頻りにリニューアルしてるので、前に潰れた近所の服屋さんを思い出して仕方がないです。ちょっと心配・・・。
2009年4月27日月曜日
『PLAY THE LUPIN“clips”』
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2009年4月26日日曜日
風魔好きに100の質問
○まずは自己紹介から。
1、まずお名前をどうぞ。(HN可)
takaといいます。
2、差し支えなければ、生年月日も教えてください。
10月7日です。
3、どちらにお住まいですか?
大阪です。
4、お好きな食べ物は何ですか?
最近お茶漬け(お茶漬け海苔なし)にハマってます。あと、甘い物が好きです。
5、では、これだけは食べられない、というのは何でしょう?
特にないです。
6、子供の頃、将来の夢は何でしたか?また、今夢がある人はそれをお願いします。
警察官。銭さんや「こち亀」の両さんの影響ですかね・・・。あと、タバコ屋さん。のんびりしてて良さそう。
7、外に出るより家に居るほうがお好きですか?
外です!外で体を動かしてる方が好きかな。
8、何か、こだわりってありますか?
その場の空気を読まないこと!
9、最近気になっている事をお答えください。(ルパンネタ以外)
う~ん・・・。
10、お気に入りの場所ってありますか?
自分の部屋かな・・・。
○ではルパンネタに。
11、「ルパン三世」にハマり出したのはいつ頃ですか?
2002年頃に放送された『ルパンvs複製人間』を観てからです。なんか、面白そうなアニメだなと思いました。
12、「ルパン三世」に惚れたきっかけって何でしょう?
『ワルサーP38』をレンタルして観てからです。カッコよかった!
13、全作品制覇しましたか?
1stは全部観ました。大隅さんの演出は神です。
2ndは数えるほどしか・・・。3rdはもう少しで観終えます。
14、お気に入りのシリーズ(旧・新・3)はどれですか?
1stです。3rdも好きです。やっぱり、ルパンはハードボイルドじゃないと・・・。
15、その中でも、特に好きなストーリーは何ですか?
1stだと、『魔術師と呼ばれた男』、『タイムマシンに気をつけろ!』。
3rdは、『ショータイムは死の香り』、『カクテルの名は復讐』、『逆転 逆転 また逆転』が好きです!
16、あなたはベンツ派?それともフィアット派?
どっちも派です。漫画やイラストだとベンツ派、アニメーションだとフィアット派です。
17、お気に入りのTVSP作品はどれですか?
『ルパン暗殺司令』、『ワルサーP38』、『1$マネーウォーズ』
18、あなたは宮崎ルパンに賛成?反対?
『カリ城』は好きじゃないけど、2ndの『死の翼 アルバトロス』みたいに不二子がヒロインだったら好きです。
19、原作は、新旧どちらをお好みですか?
旧しか読んだことないので・・・。
20、あなたが「ルパン好きだ」ということを、周りは知っていますか?
家族以外には知られてません。
○キャラ関係の話。
21、かっこよかったり、スケベだったり・・・。どのルパンが一番お好きですか?(原作・アニメ・TVSP等々)
ハードボイルドなルパンが一番です。
22、割と変わらない次元。強いて言うなら、どれがお好きですか?(原作・アニメ・・・以下同文)
ルパンとの盗みを楽しんでて、それが終えると1人でどこかに去っていくみたいな。
23、作品によってかなり変わる五右エ門。どれがお好き?(以下同文)
とにかく、悪女には引っかからない武士であれば・・・。
24、謎の女、峰不二子。そんな彼女が一番素敵なのは、どの時でしょう?(以下同文)
1stみたいにホントにルパンの事が好きな不二子がいいです。
25、シリアスからギャグまで。そんな銭形警部、あなたのお気に入りは?(以下同文)
断固シリアス派です!TVSPでの敏腕警部の帰還を待っております!!
26、「ルパン三世」には魅力的な脇役がたくさん居ますが、あなたのイチオシは?
マモーが来るでしょう!あとパイカルも!!
「ワルサー」のエレン。無論、紫さんも。
27、そのキャラがお好きな理由もお答えください。
マモーとパイカルは、不二子に近寄ったがために、ルパンに敗れたみたいな気がするからです。
紫さんとエレンは、強い女の子だから。行動力もあるし、守られるだけじゃないからです!
28、「生きていた魔術師」で復活した白乾児。どう思われましたか?
あの作品は、パラレルワールドとして思っていますので、私の中でのパイカルは、1stで亡くなられています(←オイ!
29、巨大脳みそ(笑)・マモーと、時を超える魔毛狂介。どちらがお好き?
マモー派です。
30、メイン5人で一番好きな変装は何ですか?
1stの次元の女中の変装かな。TVSP『お宝返却』でのゴエの女装にも吹きましたが・・・。
○そろそろ風魔ネタ。
31、劇場版ルパン、「風魔一族の陰謀」。あなたの第一印象は?
声が違う!あと動きまくり!!
32、では、実際見終わった時はどう思われましたか?
よく動くなぁ~と・・・。あと、今の技術じゃ、ここまで動くアニメーションは作れないだろうなと思いました。
33、声優総入れ替え。これについて、あなたが思うことは?
無問題!
34、風魔は旧ル風のキャラデザインでしたが、あなたはお好きですか?
アニメのルパンは旧が基本!
35、「風魔の不二子は色気が無い」と言われがちですが、あなたはどう思われますか?
行動派でしたね~。不二子は色気だけの女じゃないと思いますので、むしろ、こっちの方がイイと思います。
36、風魔の元ネタ、「銭形出家話」と「不二子結婚話」。見れるならどちらが見たい?
う~ん・・・。「不二子結婚話」かなぁ~。で、ルパンが取り乱す様を見てみたいです。
37、あなたは風魔をリアルタイムで見ましたか?
余裕で生まれてないです・・・。でも、前世で観にいきました!(笑
38、五右エ門が結婚するというネタ。あなたは最初、どう思われましたか?
知らないで観ました。
39、風魔の主題歌。あなたはお好きですか?
カラオケなんかでも歌いやすいイイ曲だと思います。
40、人に風魔を薦める時、どんな宣伝文句をつけますか?
「君、こっち来て座りなさい。いいから、これ一緒に見ろ!」って言いますね。ほぼ強制的・・・。
○キャラネタin風魔。
41、緑ジャケットの風魔ルパン。あなたはお好き?
イエス!
42、古川ルパンについてはどう思われましたか?
「うる星やつら」の主人公だ!
43、ルパンのお気に入りシーンがあれば、教えてください。
機関車の下に隠れてワルサー撃つシーン。
44、ルパンのセリフで一番好きなものは?
「面白くなってきたぜ!」
45、冒頭のめがねルパン。あなたはどんな感想を抱きましたか?
おお!見事に変装になってねぇ!!
46、あまり出番が無かった風魔の次元。あなたはお好き?
いえいえ、彼はカーアクションで頑張ってましたので、それで満足です!
47、銀河次元についてはどう思われましたか?
冒頭のセリフ「ルパンっ」で、渋いって思いました。
48、次元のお気に入りシーンがあれば、教えてください。
冒頭で、忍者に向かって、マグナムを(持ってないのに)撃つ素振りをするシーン。
49、次元のセリフで一番好きなものは?
あんまりしゃべってるシーンがなかったような・・・。
50、後半の兜次元。あなたはどんな感想を抱きましたか?
可愛いです。
○引き続き、キャラネタin風魔。
51、結婚未遂だった風魔の五右エ門。あなたはお好き?
五右エ門が本気で好きになった相手なら構わないです。
52、塩沢五右エ門についてはどう思われましたか?
ぶ〇ぶ〇ざえもんの声だ~!でも、意外と合ってます。
53、五右エ門のお気に入りシーンがあれば、教えてください。
終盤の殺陣シーンです。
54、五右エ門のセリフで一番好きなものは?
「紫殿!」
55、冒頭の正装五右エ門。あなたはどんな感想を抱きましたか?
やっぱり、五右エ門和服が一番!
56、お色気シーンが減った風魔の不二子。あなたはお好き?
さっきも書きましたが、不二子は色気だけじゃないと思うので・・・。一応、謎の女盗賊ですし。
57、小山不二子についてはどう思われましたか?
イイと思いますよ。でも、1stの二階堂さんの不二子の方が好きです。
58、不二子のお気に入りシーンがあれば、教えてください。
金ぴかのお城に向かって走っていくシーン。欲望の塊ですね~(笑
59、不二子のセリフで一番好きなものは?
冒頭の「ここでルパンも身を固めたら?」というセリフ。彼女らしいセリフかなと思います。
60、冒頭の和服不二子。あなたはどんな感想を抱きましたか?
さすがです、何でも着こなしてしまう・・・。しかも似合ってる!
○まだまだ、キャラネタin風魔。
61、坊主になった風魔の銭形警部。あなたはお好き?
日本男児の心の故郷のような男ですから。
62、加藤銭形についてはどう思われましたか?
巨人の〇だ~!
63、銭形のお気に入りシーンがあれば、教えてください。
ルパンとの見つめあってる再会シーン。
64、銭形のセリフで一番好きなものは?
ルパン達と風魔達が埋蔵金探しをしているのを見て、「ここは国有地である!埋蔵金は国民の減税のために使用される!」的なセリフ。(←うる覚え・・・
65、冒頭の法衣銭形。あなたはどんな感想を抱きましたか?
無敵の日本男児。似合います!
66、風魔のメイン5人は、どのシリーズの5人に一番近いと思いますか?
表情の豊かさ(ルパンの驚いた時の表情等々…)はカリ城。ルパン達の関係は1st。つまり、カリ城っぽい匂いはあるんだけど、1stにも近い感じがします。
67、今回五右エ門は婿入りでしたが、それについてあなたが思うことは?
珍しいな~と・・・。(←あまり気にしていない・・・
68、今回、メイン5人の誰と誰の絡みが面白かったですか?
ルパンと銭さんとの再会シーン!思わず「あちゃ~」って・・・(笑
69、キャラ関係なく、総合して一番好きなシーンは何ですか?
五右エ門の殺陣シーン。あと、最後の銭さんの巧みな手錠使い。
70、では、メインキャラで今回一番輝いていたのは誰でしょう?(五右エ門除く)
銭さん!シリーズで最も輝いてました!!
○今度は脇キャラ。
71、最初、壷のために孫を諦めようとした、墨縄老人についてどうぞ。
もし、道端で会ったら、「あんた、自分の孫の命より、先祖代々続いてきたことの方を優先するのは、どうかと思いますよ!」って言いたいです。
72、こっそり警察に潜り込んでいた敵、風見についてどうぞ。
冷静になって考えたら、銭さんを警察に戻す必要性があまりないんですよ。そもそも、警察に潜入する必要もない様な・・・。
そういえば、銭さんと一緒に行動する刑事って、敵だらけなんですよね~。(エミリー、テリー等々・・・
73、お色気に引っかかり不二子を逃がしてしまった、見張りについてどうぞ。 一言でいえばマヌケなんですけど、運がいいんですよ。もし、あのまま皆に付いて行ってたら、ほとんどの可能性で死んでましたから・・・(笑
74、何かと嫌な役ばかりさせられる、下っ端風魔忍についてどうぞ。
そんな衣装着て、あんな道に進んで・・・。両親はどう思ってたんでしょうか?
75、本名か、はたまた組織内での名前か?ガクシャについてどうぞ。
う~ん・・・。原作の「サスペンス・ゾーン」に出てくる男爵先生みたい。
76、三節棍を操る、かなり濃~い敵。風魔のボスについてどうぞ。
うわ~、鎌倉時代の栄西みたい!ってか、親、どんな遺伝子をもってたんでしょうか・・・。あと、幼稚園の頃のアルバムを貸してほしいな・・・。
77、この中で、あなたのお気に入りは誰?
迷わず見張り!
78、その理由もお答えください。
ちゃっかり、生き残りますし・・・。
79、その他、お気に入りの端キャラ等いましたら、お答えください。
旅館でフィアットに轢かれそうになり、膳を持ちながら逃げるおばちゃん。足速すぎ!
80、ボスと五右エ門の戦闘シーン。どうぞ語って、暴走してください。
ちゃんとした殺陣シーンになっていて、観ていて嬉しくなります!
○お待たせしました、紫ちゃんネタ。
81、突如現れた五右エ門のフィアンセ、墨縄紫。最初どう思われましたか?
可愛い~!
82、作品を見終わったときの、彼女の印象は?
行動的でいい。最近のルパンにはないヒロインです。
83、紫のお気に入りシーンがあれば、教えてください。
回想シーンの、五右エ門との初めての出会い。
84、紫のセリフで一番好きなものは?
「五右エ門様」(←セリフじゃねェよ!
85、五右エ門と紫の絡みで、一番萌えた(失敬)シーンは?
う~ん・・・。
86、紫ちゃんっていくつでしょう?
う~ん・・・。20歳前後・・・だと思う。
87、じゃああの時、五右エ門はいくつでしょう?
25歳前後!
88、もしも紫に一つだけ質問できるとしたら、何を聞きますか?
「告白の時は、どんな感じだったんですか?」
89、紫に「感謝の印」を迫られた五右エ門。その時あなたが思ったことは?
某アニメキャラのセリフ的に言うと、「〝愛〟か・・・。〝愛〟の力だな~・・・。」的な。
90、五右エ門は・・・帰ってきますよね!?
武士とは、約束事をきちんと果たすもの!
○妄想。そして終局。(何)
91、五右エ門が帰ってくるとして、2人の再会シーン。ご希望のシチュエーションをお書きください!
敵か、銭さんからの逃走中、偶然再開って形になりそう・・・。
92、じゃあ、婚約のきっかけは何だったのでしょう?
お互い、惹かれあったのでしょう・・・。
93、ルパン達のご祝儀って、何だと思いますか?
金塊。近所の銀行から奪った現金とか。
94、五右エ門は、結婚したら泥棒業から足を洗うと思いますか?
おそらく!でも、ルパンとかが説得にきて、結局元通りになりそう・・・。
95、2人の新婚生活。どんなものになると思いますか?
まず、ゴミの日間違えて出しそう・・・。
96、子供は男の子?女の子?そして、どちら似?
う~ん・・・。男の子にしろ女の子にしろ、結局は強い子が生まれそう。正義感強くて、ケンカにも負けない的な。
97、TVSPで、五右エ門が他の女に騙されそうなのを紫ちゃんが目撃!彼女はどうする?
五右エ門を信じて見守ってそうです。
98、五右エ門・紫のカップルに、何かメッセージ!
いつまでもお幸せに!!
99、風魔一族の陰謀に対する熱い想いをどうぞ!
風魔は、殺陣シーン&カーアクション等々の、大塚氏率いるテレコムの動きのある作画によって成り立っていると思います。このような魂のこもった〝漫画アニメーション〟を作った大塚氏、またその他スタッフに感謝感謝!
また、五右エ門と紫さんにも感謝感謝!!
100、お付き合いくださり、ありがとうございました。何か一言お願いします。
いえいえ、こちらこそ・・・。面白かったです。ありがとうございました!
質問提供元:紫紺之館 管理人・柊きりは様 質問作成者:蒼人様 |
『ルパン三世vs名探偵コナン』
ヴェスパニア王国のサクラ女王とジル王子が猟銃事故で死亡。そのニュースは世界的に知れ渡る。そして、ルパン三世、江戸川コナンの耳へも・・・。
サクラ女王の長女・ミラ王女が次期女王の座につくこととなったが、その王女の容姿は蘭に瓜二つであった。蘭と入れ替わった王女は峰不二子と行動を共にするが、蘭が身代わりとしてヴェスパニア王国へ連れ去られてしまう。その頃ルパンはヴェスパニア王国に伝わる秘宝「クイーンクラウン」を狙って入国。蘭を追ったコナンもヴェスパニア王国に駆けつけ、ここにルパンファミリーとコナン一行をめぐる壮絶な事件が幕を開ける―。
原作:モンキー・パンチ(MPワークス、双葉社/ルパン三世officialマガジン刊) ・青山剛昌(小学館「少年サンデー」連載中) 監督:亀垣一 脚本:前川淳 |
感想を一言で述べれば、面白かった!正直、近年のルパン三世TVSPが内容・好感共に低迷していたので、少し心配だった。しかし、これを観れば、そんな事忘れられます!
特に嬉しかったのは、僕の好きなルパンTVSP「ワルサーP38」のED「瞳を忘れないで」がバックで流れていたこと!あと、最後の回想シーンがカリ城を思わせる演出で良かった。
まぁ、最終的には両者戦わなかったけど、1つのコラボ作品としては上々の出来だったと思います。飽きることなく、2時間楽しめた作品でした。良い作品です。この調子で、今年のルパン三世TVSPに期待です!
『ルパン三世 ルパンvs複製人間』
一人の男が処刑された。その男がルパン三世であることは、鑑識の結果確実だったが、当然銭形が信じるはずがない。銭形はルパンが埋葬されているドラキュラ城へと赴き、そこでルパンの生存を確認する。銭形はルパンを捕まえようとするが逃げられてしまう―。
原作:モンキー・パンチ(双葉社刊) |
僕が初めて出会ったルパン三世作品です。たまたま、金曜ロードショーで放送してたので観た。確か、その年の夏にtvsp「ファーストコンタクト」を放送してたから、たぶん2002年の事です。
まず一言、「これが最もルパン三世らしいアニメーションです!」。いや~、当時、初めて観たときのドキドキ感と言ったら、もう・・・。だって、当時の僕には、〝マンガ=少年ジャンプ系&アニメ=ドラえもん・クレしん系〟という方程式があって、その方程式が全てに当てはまると考えてました。ですが、この〝ルパン三世〟は、その方程式を見事に打ち砕いてくれました。
内容なんですが、公開当時、まだ物珍しかったクローン技術をテーマとした物語で、クローン技術の限界などの話が出てきます。また、ルパンと自らを〝神〟と名乗る謎の男・マモーとの壮絶な戦いが繰り広げられ、ルパンと不二子の関係がより明白に描かれています。
僕が好きなシーンは、終盤近く、不二子を奪われたルパンが、尚もマモーに挑もうとするのを、次元が止めるシーンです。「行くな!ルパンッ!!」と、マモーのアジトへ向かおうと背を向けるルパンに、次元が銃を向けます。それをルパンは、「俺ぁ、〝夢〟盗まれたからな。盗り返しに行かにゃあ・・・。」と言います。カッコいいです!マジで!!
はぁ・・・。それに比べて、最近のルパンtvspときたら・・・。久しぶりに、シリアスで大人向けなルパンが観たくなった今日この頃です・・・。
『ルパン三世 風魔一族の陰謀』
石川五ェ門と墨縄家の跡取り娘・紫との結婚式が行わる。式中、墨縄家の壺が五ェ門に手渡されようとした瞬間、長年、墨縄家の壺を狙っていた風魔の刺客たちが壺を奪おうと現れた。ルパン達の活躍で壺を取り返したのの、花嫁の紫が風魔の刺客たちにさらわれてしまう―。
原作:モンキー・パンチ(双葉社刊) 監修:大塚康生 製作:東京ムービー新社 |
まず、一言。これが〝アニメーション〟です!! これは正直、好きなアニメーションです。とにかく、よく〝動く〟!今のアニメじゃ有り得ないくらい、アクションシーンが丁寧に作られてます。特に、ルパンのカーチェイスや五右衛門の殺陣シーンで、その凄さが伺えます。『カリオストロの城』のカーチェイスが一番面白いって思ってる方は、こちらのカーチェイスも観てみてはどうでしょうか。しかも、この作品の監修が、僕の好きなアニメーター・大塚康生さんです。さすがです!『カリ城』に負けないくらいの隠れた傑作アニメだと思います。
tvアニメ『屍姫・赫』&『屍姫・玄』
強い未練によって動く死体 〝屍〟 を狩る屍の少女たち、〝屍姫〟。彼女たちは「光言宗」の僧侶と契約を結び、屍を殺し続ける。屍姫である星村眞姫那は、「屍を108人殺せば、天国へと行ける」と信じ、契約僧・田神景世と共に屍を倒す。主人公・花神旺里はそんな事件に巻き込まれてゆく―。
原作:赤人義一 監督:むらた雅彦 アニメーション制作:GAINAX、feel. |
動きのいいアニメです。このtvアニメの放送期間中で観ていたアニメは、『ソウルイーター』と『銀魂』とこの『屍姫』くらいでした。僕が思う良いアニメとは、僕の好きなアニメーターに大塚康生さんという方がいらっしゃって、彼の持論で「アニメは、例え画力がなくても動いていれば良い。だから、最近のアニメは、目がキラキラしていて、アニメじゃなくイラストになっている。」的な事をおっしゃっています。僕もそうだと思います。今の時代、アニメは、動きより画力が重視されていると思います。ですが、このアニメは非常に動きがイイです!だから、このアニメは好きです。原作とか読んだことないけど、とにかくアクションシーンがイイ!!他のアニメ制作会社は、このアニメを見習い、動きを重視すべきだと思いました。
『人狼 JIN‐ROU』
あの決定的な敗戦から数十年・・・。日本は、失業者と凶悪犯罪の増加、また、セクトと呼ばれる過激派集団の形成を促し、本来それらに対応するはずの自治体警察の能力を超えた武装闘争が、深刻な社会問題と化していた。
政府は、高い戦闘力を持つ警察機関として「首都圏治安警察機構」、通称「首都警」を組織した。そんな情勢下での東京で、自治体警察機動隊と過激派集団「セクト」のデモ隊が衝突。同時刻、地下水路を移動中のセクトの活動員数名が首都警の戦闘部隊「特機隊」に包囲、射殺される。セクトのメンバー、通称「赤ずきん」の1人である赤いコートの少女が別の地下水路でこれを察知し、逃走する。しかし、間もなく特機隊に包囲されてしまう。包囲した隊員の一人、伏一貴巡査は投降を呼びかけたが、少女は所持していた爆弾で自爆を試みる。「なぜだ・・・!」伏巡査は呟いた。そして、少女は爆弾を作動させ、地下水路は爆音に包まれた・・・。
原作・脚本:押井守 監督:沖浦啓之 総作画監督:西尾鉄也 |
「面白い。実に面白い!」と思いました。内容が・・・、ではないです。発想がです。話の中で、童話の「赤ずきん」をうまく絡ませているのが、すごいですね~。主人公の伏は〝なぜ撃たなかったのか〟を悩みます。で、ある時彼女の姉と名乗る少女と出会うんですが、こいつは実は公安課(敵)が差し向けた、伏をおびき寄せる餌だった。んで、公安課(敵)は伏を殺そうとするんだけど、実は伏は「人狼」って組織の1人で全部初めからお見通しだったんだ。結局、敵を全滅させた後、辛いけどその少女も射殺するって話。正直、見ててすごく疲れました。でも、伏が、地下水路での事をすごく思い悩んでるのは良かったと思います。
クオリティーがすごく高かったです。毎年やってるルパン三世のTVSPもこの位のクオリティーでやってほしいです(←無理やろっ!
『七人の侍』
監督:黒澤明 脚本:黒澤明、橋本忍、小国英雄 出演者:志村喬、三船敏郎 |
やっとレンタルして観ました。凄かったです。面白かった。ってか、この映画、前後篇に分かれてたんやって思った。全部で200分程度でした。長かったです。いや~、以前から黒澤映画は観てみたいとは思っていたんですが、なんか〝モノクロ映画〟って点に、少し躊躇していたようです。ですが、この映画は、そんなことが一切気にならない、最高の出来でした。
なぜ、僕が〝モノクロ映画〟という点に躊躇したかというと、正直、画面が見にくく、セリフも何言っているのか分からないと思ったからです(例:『ゴジラ』(1954年)、『こころ』(1955年)等々)。ですが、この映画は、ホント面白かった。たぶん、映像の見せ方がウマかったんだろうと思います(黒澤氏、恐るべし!
特に、見せ方がウマいと感じたシーンは、山の頂上から野武士数十騎が駆け下りてくるシーンです。山の上から騎馬隊が駆け下りてきて、その山のふもとに村があり、村人が混乱しているという構図です。これをワンカットで撮っているんです!ダイナミック!!今じゃ、CG技術を駆使すれば、どうってことないでしょうが、当時は全部が〝ホンモノ〟。だから、このカットに出てくるモノは、全てが〝ホンマモン〟なんです。凄いな~。近年じゅあ、これほど〝魂〟を強く感じる映画は作られてないと思います。残念に思います。とても良い作品でした。また、レンタルして、何度でも観たいです。
『座頭市』(2003年)
監督、脚本: 北野武 原作: 子母沢寛 制作: バンダイビジュアル、TOKYO FM、電通、テレビ朝日、斎藤エンターテイメント、オフィス北野 |
ストーリーは、謎の按摩・市が、銀蔵一家が支配する町に着く。そこで、親の仇を探して旅をする姉妹や脱藩して浪人となった男、おうめや新吉と出会う。ある日、市は賭場の博打のイカサマを見抜き、ヤクザと大殺陣を演じてしまう―。
まず一言、殺陣シーンが凄い!本当に凄い!!世間じゃあ、「市が金髪で嫌」「タップダンスが嫌い」って批評があるみたいだけど、僕は北野映画はなんでもありなんだから、別にいいと思う。凄く好きです。時代劇として成り立っていた。これを観ると、最近の時代劇の殺陣シーンが遅く観えます。最後のタップダンスも決まってたし、カッコよかった。僕の思うに、時代劇の可能性を秘めた、平成の時代劇映画の最高傑作だと思います!
『香港国際警察/NEW POLICE STORY』
監督:ベニー・チャン 製作総指揮:ジャッキー・チェン アルバート・ヨン ウィリー・チャン ヤン・ブー・チン |
以前、金曜ロードショーで放送されていたので観ました。久しぶりに、香港が舞台のジャッキー映画でした。凄かったです。前も書いたけど、やっぱり『マトリックス』とかよりも、こっちの方が好きです。ジャッキーは昔ほどじゃないけど、アクションが凄いよな~。
ストーリーは、チャン警部(ジャッキー・チェン)が、武装強盗集団に多くの部下を殺害され、自信をなくし、転落人生を歩む。だが、新たな部下シウホンと出会い、立ち直る。そして、再度、武装強盗集団に立ち向かう。
やっぱり、カッコいい!序盤で、部下たちが無残にも殺されて吊り下げられているのを見て、チャン警部が泣くシーンで目頭が熱くなりました。本当に泣いていたらしいです。ジャッキー凄い!犯人たちが、ゲームオタクで、ゲーム通りに犯行をするっていうのが新しいと思いました。彼らは、金持ちの生まれで、何不自由なく暮らしていたんですが、こういう犯罪を起こしてしまった・・・。なんか、最近日本で起きてる、若者による殺人事件に通ずるものがあったと思います。そんな若者を決して殺したりすることなく、「罪を憎んで人を憎まず」という信念で向き合うジャッキーが、これまたカッコいい!!良い映画でした~!
『ワールド・オブ・ライズ』
監督:リドリー・スコット 製作:ドナルド・デ・ライン、リドリー・スコット 脚本:ウェイアム・モナハン |
すごかった!大まかに言うと、CIAである主人公(レオナルド・ディカプリオ)がテロ組織の行方を追う話です。で、途中で巧妙な作戦を練って、裏切ったり、裏切られたりして、観てて久しぶりにワクワクしましました。
終盤、主人公が愛してた女性がテロ組織に誘拐され、返してほしくば、指定した場所に来いと・・・、まぁ、よくある展開なんですが・・・・。で、CIAの仲間が、衛星で監視してくれていたのですが、途中で見失ってしまう。主人公はテロ組織のアジトに連れてこられ、痛めつけられる(←トンカチで指を叩かれたり・・・)。観てて痛々しかったです。最終的に、銃を突きつけられる主人公。明らかに、CIAの監視を掻い潜っているので、助けは来ない。もう殺されると思っていたら、助けが来ました。元々、主人公と手を組んでいたアメリカ大使館の人が動いてくれてたらしいです。で、なぜ居場所がわかったかというと、そのテロ組織に大使館からスパイを送り込んでたらしく、その人が連絡したらしいです。よく考えたら、中盤に主人公と会ってる人なんですよ~。よく出来てる!
んで最後に、今回の事件の働きで、主人公が昇格するとの話があったのですが、断るんです。「あんた等はデスクに座ってモニター腰で見ているが、俺は現地で見ているんだ!」的なセリフを言うのが、これまたかっこよかったです。
いや~、裏のまた裏ってのがあって面白かったです。今年初の映画がこれで良かった~!
『K‐20 怪人20面相・伝』
原案:江戸川乱歩「怪人二十面相」 原作:北村想「怪人二十面相・伝」 監督・脚本:佐藤嗣麻子 |
期待を胸に観にいきましたが、映画館から出てきた時には「また、1000円ドブに捨てたな・・・・。」と。まぁ、最近(ってか今年)観に行った映画で僕の期待にこたえてくれたのは、バットマンの「ダーク・ナイト」と押井守監督の「スカイ・クロラ」ぐらいです。
で、「K‐20」ですが・・・・。確かに話としては非常に面白かったです。明智が二十面相だったのには驚かされました。なんか、映画の登場人物を騙すんなら、観客も騙してくれるって感じの映画が好きなんで。
さて、僕が気になった(というか、気に食わなかった)点は二つありまして、一つ目は映像です。見てて一番思ったのが「CG使い過ぎやろっ!」って。特に遠藤(主人公)と葉子(ヒロイン)が一緒にオートジャイロ(?)で飛ぶところ。背景とあってないというか、リアリティーがないというか・・・・。とにかく、「絶対合成やんっ!」ってとこが多すぎました。二つ目は、パクリっぽい感じのシーンが数点あったと思います。中盤に遠藤がウェディングドレス姿の葉子とワイヤーで宙づりになるシーン。ルパン三世の「カリオストロの城」そのまんまです!あと、終盤の遠藤と葉子が別れる際の決め台詞。ルパン三世です!!
まぁ、義賊である二十面相は、「カリオストロの城」のルパンを参考にしてるんだろうけど、それをそのまんま映画にしたのは良くないと思います。僕の評価的にはB級映画を目指したC級映画って感じでした。
2009年4月20日月曜日
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